特許
J-GLOBAL ID:201103084360464701
粘膜投与型ワクチン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草間 攻
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-208379
公開番号(公開出願番号):特開2011-057605
出願日: 2009年09月09日
公開日(公表日): 2011年03月24日
要約:
【課題】粘膜、例えば口腔粘膜又は鼻腔粘膜に滞留的に投与することにより、効果的に、ウイルスに特異的な分泌型IgA及び/又はIgG抗体の産生を誘導させる粘膜投与型ワクチンを提供すること、更には、かかるアジュバント作用物資を提供すること。【解決手段】粘膜投与用のワクチンであって、(a)病原体由来の不活性化抗原;(b)アジュバント;及び(c)β-グルカン等の多糖類、さらに(d)増粘剤;を含むことを特徴とする粘膜投与型ワクチンであり、好ましくはアジュバントが、TLR(Toll-Like Receptor)のリガンドである二本鎖または一本鎖RNAであるPoly(I:C)、キチン、キトサン又はホッキ貝の微粉末であり、粘膜投与、好ましくは口腔粘膜又は鼻腔内粘膜に投与することにより、良好に粘膜上に滞留し、その場でIgA抗体の分泌と、血清中でのIgG抗体応答を得ることを特徴とする粘膜投与型ワクチンである。【選択図】なし
請求項(抜粋):
粘膜投与用のワクチンであって、
(a)病原体由来の不活性化抗原、
(b)アジュバント、及び
(c)β-グルカン等の多糖類、
を含むことを特徴とする粘膜投与型ワクチン。
IPC (13件):
A61K 39/102
, A61P 37/04
, A61K 39/39
, A61K 31/716
, A61K 39/02
, A61K 39/002
, A61K 47/36
, A61K 47/32
, A61K 47/38
, A61K 31/713
, A61K 31/710
, A61K 9/72
, A61K 9/12
FI (13件):
A61K39/102
, A61P37/04
, A61K39/39
, A61K31/716
, A61K39/02
, A61K39/002
, A61K47/36
, A61K47/32
, A61K47/38
, A61K31/713
, A61K31/7105
, A61K9/72
, A61K9/12
Fターム (34件):
4C076AA22
, 4C076AA24
, 4C076BB22
, 4C076BB25
, 4C076BB27
, 4C076CC06
, 4C076CC31
, 4C076EE09G
, 4C076EE32G
, 4C076EE38G
, 4C076FF17
, 4C085AA03
, 4C085AA38
, 4C085BA02
, 4C085BA03
, 4C085BA07
, 4C085BA16
, 4C085BA55
, 4C085CC07
, 4C085CC08
, 4C085EE03
, 4C085EE06
, 4C085FF14
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086EA20
, 4C086MA03
, 4C086MA05
, 4C086NA14
, 4C086ZB09
, 4C086ZB33
, 4C086ZB35
, 4C086ZB38
, 4C086ZC75
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (10件)
-
日本ウイルス学会学術集会プログラム・抄録集, 20081001, Vol.56, p203
-
International Journal of Immunopharmacology, 1992, Vol.14,No.6, p971-977
-
International Immunopharmacology, 2005, Vol.5,No.4, p795-803
-
Pharmazie, 2005, Vol.60,No.1, p42-48
-
Journal of Virology, 2005, Vol.79,No.5, p2910-2919
-
Journal of Infectious Diseases, 2007, Vol.196,No.9, p1313-1320
-
Microbes and Infection, 2006, Vol.8,No.12-13, p2706-2714
-
AAPS PharmSciTech, 2007, Vol.8,No.4, pArticle 81
-
Vaccine, 200902, Vol.27,No.8, p1279-1286
-
Veterinary Research, 2006, Vol.37,No.3, p511-539
全件表示
前のページに戻る