特許
J-GLOBAL ID:201103089216693676

制御型液封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 蔦田 璋子 ,  蔦田 正人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-254148
公開番号(公開出願番号):特開2002-070928
特許番号:特許第4261038号
出願日: 2000年08月24日
公開日(公表日): 2002年03月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ゴム弾性体よりなる防振基体と、この防振基体に結合された筒状の本体金具と、前記防振基体と対向して前記本体金具に取着された第1のダイヤフラムと、前記防振基体と前記第1のダイヤフラムの間に配設された仕切部とを備え、前記仕切部と防振基体との間に主液室が形成され、前記仕切部と第1のダイヤフラムとの間に第1の副液室が形成され、さらに前記仕切部の主液室側に第2のダイヤフラムを備える第2の副液室が形成され、前記主液室と前記第1および第2の副液室とをそれぞれオリフィスにより連通させてなる液封入式防振装置であって、 前記仕切部は、前記第1の副液室に連なる第1のオリフィスを形成する凹部であって、装置軸心を中心とする円弧状をなすように折り返し延長した円弧状の凹部を含むオリフィス用の凹部が、外周部における前記第1の副液室側に形成されてなる仕切主部材と、この仕切主部材の主液室側に組み合わされて前記第2の副液室および該副液室に連なる第2のオリフィスを形成する仕切板部材と、前記仕切主部材の第1の副液室側に組み合わされて前記オリフィス用の凹部を覆うことにより前記第1のオリフィスを形成する仕切用受板とを有し、前記仕切用受板は、中央部に開口を有するプレス成形品の円板よりなり、該中央部の開口縁部が前記仕切主部材の前記第1の副液室側の中央部に有する凹部に圧入されることにより該仕切主部材に固定され、この状態で前記仕切主部材と前記仕切板部材が前記本体金具に嵌着されるとともに、前記仕切主部材より外方に延出した前記仕切用受板の外周縁部が本体金具にかしめ手段により固定されてなり、 前記仕切主部材の主液室側の内方部に第2のダイヤフラムが配されて大気圧および負圧の切替導入が可能な切替室が形成されるとともに、前記第2のダイヤフラムと前記仕切板部材との間に前記第2の副液室が形成され、該第2の副液室の外方部において前記仕切主部材と仕切板部材により画された部分が周方向に延びた第2のオリフィスとして形成され、 前記仕切主部材の外周部に前記第2のオリフィスから分岐して前記第1のオリフィスに開口する分岐用通路を有し、前記第1のオリフィスがこれより液体通過抵抗の小さい前記第2のオリフィスと分岐して設けられるとともに、前記仕切板部材の一部に主液室への出入口が開設されて、前記第1および第2のオリフィスの主液室側の出入口を共通にしており、さらに前記仕切用受板の前記第1のオリフィス用の凹部における折り返し延長した円弧状の凹部に相当する位置の一部に第1の副液室に対する開孔が設けられてなることを特徴とする制御型液封入式防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/26 ( 200 6.01) ,  B60K 5/12 ( 200 6.01) ,  F16F 13/06 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16F 13/00 630 D ,  B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 620 S
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る