抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,リンゴ収穫ロボットのマニピュレータの構造について提案することである。リンゴ樹木の枝の形および果実の位置を実測して樹形モデルを作成し,そのモデルからマニピュレータの諸寸法を決定した。リンゴ果実の80%以上が,枝先端部から主幹方向へ1,200mmと地表面から高さ3,000mmまでの範囲,あるいは,枝先端部から主幹方向へ1,827mmで地表面から高さ2,400mmまでの範囲内にあることが分かった。また,樹幹内でマニピュレータが動作できる空間については,主枝の下部に半径約275mmの球体が入る空間があることが分かった。これ基づいて,多関節マニピュレータの寸法を決定し,各ジョイントの稼動回転角度を決定した。(著者抄録)