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J-GLOBAL ID:201202213883812779   整理番号:12A0889906

水耕栽培における窒素施用量およびアンモニア態窒素と硝酸態窒素の割合が‘毛馬’キュウリ(Cucumis sativus L.cv.Kema)の苦味発現および収量に及ぼす影響

Effect of the Amount of Nitrogen Application and Ratio of Nitrate and Ammonia Nitrogen on Bitterness and Yield of Cucumbers (Cucumis sativus L. ‘Kema’) in Hydroponics
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巻: 38  号:ページ: 141-146  発行年: 2012年05月31日 
JST資料番号: Z0775A  ISSN: 1344-1213  CODEN: NSHKCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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‘毛馬’キュウリは栽培法の違いにより苦味に差が生じる。そこで,本研究では消費者に敬遠される‘毛馬’キュウリの苦味を抑制できる栽培技術を確立することを目的として,水耕栽培における窒素施用量が果実の収量および苦味の発現に及ぼす影響を検討した。また,施用したアンモニア態窒素と硝酸態窒素の割合が‘毛馬’キュウリ果実の収量および苦味の発現に及ぼす影響を検討した。市販されている養液栽培用混合化学肥料の配合(90%の硝酸態窒素と10%のアンモニア態窒素)で,キュウリの慣行の施用量である大塚A処方1/2単位より窒素施用量が多い2/3単位で栽培すると‘毛馬’キュウリの苦味が強くなり,1/2単位より窒素施用量が少ない1/3単位で栽培すると‘毛馬’キュウリの苦味が弱くなった。また,慣行栽培以下の硝酸態窒素施用量で栽培すると,‘毛馬’キュウリの苦味が慣行栽培より弱くなった。一方,硝酸態窒素施用量が少ない条件で,アンモニア態窒素施用量が多いほど‘毛馬’キュウリの積算収穫果数は多かった。したがって,‘毛馬’キュウリの苦味発現には,硝酸施用量が大きく関係していることが明らかになった。また,硝酸態窒素施用量が低い条件では,慣行栽培より多くアンモニア態窒素を施用することで,収量を維持しつつ‘毛馬’キュウリの苦味を抑制することが示唆された。(著者抄録)
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分類 (3件):
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野菜  ,  食品の品質  ,  野菜とその加工品 
引用文献 (15件):
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