特許
J-GLOBAL ID:201203020519048720

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣澤 勲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-256696
公開番号(公開出願番号):特開2012-110117
出願日: 2010年11月17日
公開日(公表日): 2012年06月07日
要約:
【課題】コンパクトで安価に構成できる制御回路により、理想的なアクティブクランプ動作を行うことができるフライバック式のスイッチング電源装置を提供する。【解決手段】フライバック式のインバータ回路30を有する。ローサイドの主スイッチング素子16にトランス14の一次巻線14aが接続されている。クランプ素子32とクランプコンデンサ34,36で成るクランプ回路40を有する。主スイッチング素子16を制御するインバータ動作制御回路18を有する。クランプ素子32を制御するクランプ動作制御回路44を有する。クランプ動作制御回路44は、クランプコンデンサ34,36の中点からクランプ素子32のゲートに向かう第1ダイオード46、クランプ素子32のソース端子からクランプコンデンサ34,36の中点に向かう第2ダイオード48、及びクランプ素子32のゲートから主スイッチング素子16のドレインに向かう第3ダイオードを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力直流電源と直列接続され自己のオン・オフ動作によって入力電圧を断続する主スイッチング素子と、前記断続電圧が印加される一次巻線及び前記一次巻線に磁気結合した二次巻線を有するトランスと、前記主スイッチング素子のオフ期間中に前記二次巻線に発生する電圧を整流する整流回路と、その整流電圧を平滑して直流の出力電圧を負荷に供給する平滑回路とで構成されたフライバック方式のインバータ回路と、 前記一次巻線の両端に接続されたクランプ素子とクランプコンデンサとの直列回路であって、前記主スイッチング素子のオフ期間中に前記クランプ素子が導通することによって、前記トランスの各巻線に発生する電圧を制限するクランプ回路と、 前記主スイッチング素子のオン時間及びオフ時間を制御するインバータ動作制御回路と、 前記クランプ素子が前記スイッチング素子と相補的にオン・オフするよう制御するクランプ動作制御回路と、を備えたスイッチング電源装置において、 前記インバータ回路は、前記一次巻線の一端が前記直流入力電源のプラス側に接続され、前記主スイッチング素子が前記一次巻線の他端と前記直流入力電源のグランド側との間に接続され、 前記クランプ回路の前記クランプ素子は、前記一次巻線の前記入力直流電源側の一端にドレイン端子が接続されたN-chのMOS型FETであって、そのソース端子からドレイン端子の向きに並列ダイオードと並列コンデンサとが設けられ、前記クランプコンデンサは、前記一次巻線の主スイッチング素子側の一端と前記クランプ素子のソース端子との間に接続された第1及び第2クランプコンデンサの直列回路で構成され、 前記クランプ動作制御回路は、前記第1及び第2クランプコンデンサの中点から前記クランプ素子のゲート端子に向けて順方向に接続された第1ダイオードと、前記第2クランプコンデンサと並列に設けられ前記クランプ素子のソース端子から前記第1及び第2クランプコンデンサの中点に向けて順方向に接続された第2ダイオードと、前記クランプ素子のゲート端子から前記一次巻線の主スイッチング素子側の一端に向けて順方向に接続された第3ダイオードと、前記クランプ素子のゲート・ソース端子間に設けられた駆動コンデンサとで構成され、前記主スイッチング素子のオン・オフによって変化する前記一次巻線の主スイッチング素子側の一端の電圧変化に応じて前記クランプ素子をオン・オフさせることを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (1件):
H02M 3/28
FI (2件):
H02M3/28 Q ,  H02M3/28 R
Fターム (11件):
5H730AA02 ,  5H730BB43 ,  5H730BB57 ,  5H730BB61 ,  5H730DD04 ,  5H730DD41 ,  5H730EE02 ,  5H730EE07 ,  5H730FD01 ,  5H730FD26 ,  5H730VV03
引用特許:
審査官引用 (7件)
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