特許
J-GLOBAL ID:201203030744858418

モジュール型熱交換器のタンク構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-153839
公開番号(公開出願番号):特開2012-017876
出願日: 2010年07月06日
公開日(公表日): 2012年01月26日
要約:
【課題】 並列された複数のモジュールコア7の各連結パイプ6に主タンク8を容易に連結できるようにすること。【解決手段】 主タンク8の固定プレート10のパッキン座11に、弾性パッキン13を嵌着するとともに、その外側に接続カラー19の鍔部18および取付プレート16を順に配置し、固定プレート10と取付プレート16との間をボルト20を介して締結固定する。この時、接続カラー19は、弾性パッキン13の弾性によりその軸線が僅かに半径に移動できるようにする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
それぞれ多数のフィン(1)とチューブ(2)が並列され、各チューブ(1)の上下両端が一対の副タンク(3)に連通され、各副タンク(3)の上下両端面に接続孔(4)が形成されると共に、少なくとも一方の接続孔(4)に連結パイプ(6)が突設された同一形状の複数のモジュールコア(7)と、 並列される複数のモジュールコア(7)の合計の長さを少なくとも有し、それぞれの各連結パイプ(6)が連通される第1連通孔(9)が互いに離間して配置された上下一対の主タンク(8)と、を具備するモジュール型熱交換器のタンク構造において、 上側の前記主タンク(8)の連結孔(9)側の面に当接され、その連結孔(9)に同軸でそれと略同一径の開口(10b) が形成されると共に、その主タンク(8)の幅方向両側に一対のフランジ部(10a)が突設され、そのフランジ部(10a) に複数の第1ボルト孔(12)が設けられた固定プレート(10)と、 その固定プレート(10)の下面で、その開口(10b)の口縁部に凹陥された環状のパッキン座(11)と、 それぞれの前記パッキン座(11)に嵌着される複数の弾性パッキン(13)と、 前記固定フランジ(10)に着脱自在に当接すると共に、前記第1連通孔(9)に略整合する第2連通孔(14)が設けられ且つ、前記第1ボルト孔(12)に整合する第2ボルト孔(15)が形成された取付プレート(16)と、 それぞれ断面円形の筒部(17)および、その筒部(17)の一端縁の外側に突設された円環状の鍔部(18)を有し、その筒部(17)の内直径が前記連結パイプ(6)の外直径より大きく、その筒部(17)の外直径が前記第1連通孔(9)の内直径より小さく形成され、その鍔部(18)の外直径が第1連通孔(9)の内直径より大きく且つ、前記パッキン座(11)の直径より小に形成された複数の接続カラー(19)と、 上下一対の主タンク(8)を平行に離間保持して、その主タンク(8)の長手方向の両端に、その上下両端が締結材を介して固定される一対のサイド材(5)と、 を具備し、 上側の主タンク(8)には、その固定プレート(10)の各パッキン座(11)にそれぞれ弾性パッキン(13)が嵌着され、その各弾性パッキン(13)の下面に各接続カラー(19)の鍔部(18)および取付プレート(16)が順に当接された状態で、各ボルト孔(12)(15)に挿通されるボルト(20)によりその固定プレート(10)と取付プレート(16)とが締結固定され、 その上側の主タンク(8)に接続された各接続カラー(19)の筒部(17)に、並列された複数のモジュールコア(7)の上側の各連結パイプ(6)が同時に、それぞれOリング(21)を介して気密に連結され、そのとき各接続カラー(19)は前記弾性パッキン(13)のゴム弾性により半径方向に移動できるように構成されたことを特徴とするモジュール型熱交換器のタンク構造。
IPC (2件):
F28F 9/26 ,  F28D 1/053
FI (2件):
F28F9/26 ,  F28D1/053 A
Fターム (10件):
3L065FA19 ,  3L103AA01 ,  3L103AA14 ,  3L103BB39 ,  3L103CC02 ,  3L103CC22 ,  3L103DD08 ,  3L103DD32 ,  3L103DD34 ,  3L103DD42
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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