特許
J-GLOBAL ID:201203049162508962

ソレノイドバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-109494
公開番号(公開出願番号):特開2012-241733
出願日: 2011年05月16日
公開日(公表日): 2012年12月10日
要約:
【課題】外部コネクタが上側に向けて配置されても、異物がプランジャ摺動部に到達しない信頼性に優れたソレノイドバルブを提供する。【解決手段】外部開口部5aと内部開口部5bの両方を上側(外部コネクタ6側)に設ける。また、呼吸通路5に外部コネクタ6側からヨーク1の周方向反対側まで伸びる周方向迂回路9を設ける。そして、周方向迂回路9の途中に、下部で通路を折り返すUターン部9aを設ける。この構成により、外部開口部5aから異物が侵入しても、外部開口部5aから侵入した異物は異物自身の重力によってUターン部9aの底部に溜まり、内部開口部5bに到達しなくなり、異物が容積変動室α(プランジャ3の摺動部)に到達しない。このため、作動不良の発生を防ぎ、信頼性を高めることができる。また、周方向迂回路9をコイルモールド樹脂11の外周面の溝11aで設けるため、コストを抑えることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
有底で略円筒状のカップ形状を呈する磁性体製のヨーク(1)と、このヨーク(1)の内部に収容されて通電により磁力を発生するコイル(2)と、このコイル(2)の発生磁力により直線方向へ変位するプランジャ(3)とを有し、 前記プランジャ(3)と前記ヨーク(1)の底部との間に前記プランジャ(3)の変位に伴って容積が変動する容積変動室(α)が形成されるリニアソレノイド(4)を具備するソレノイドバルブにおいて、 前記リニアソレノイド(4)は、前記容積変動室(α)と前記ヨーク(1)の外部とを連通する呼吸通路(5)を備え、 この呼吸通路(5)は、前記ヨーク(1)の外部に開口する外部開口部(5a)と、前記容積変動室(α)に開口する内部開口部(5b)とを備え、 前記外部開口部(5a)は、前記コイル(2)の通電を行なう外部コネクタ(6)と前記ヨーク(1)との嵌合部(β)に設けられ、 前記内部開口部(5b)は、前記ヨーク(1)の周方向において前記外部コネクタ(6)と同じ円周方向に設けられ、 前記呼吸通路(5)は、前記外部コネクタ(6)側から、前記ヨーク(1)の周方向の反対側まで伸びる周方向迂回路(9)を備えることを特徴とするソレノイドバルブ。
IPC (2件):
F16K 31/06 ,  F16H 61/12
FI (3件):
F16K31/06 305A ,  F16K31/06 385A ,  F16H61/12
Fターム (16件):
3H106DA03 ,  3H106DA23 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB23 ,  3H106DB32 ,  3H106DC09 ,  3H106DD09 ,  3H106EE42 ,  3H106GA05 ,  3H106KK03 ,  3H106KK17 ,  3J552PB02 ,  3J552PB06 ,  3J552QA02B ,  3J552QB08
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 電磁弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-266312   出願人:豊田工機株式会社
  • 特許第4569371号
  • 電磁弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-430472   出願人:株式会社デンソー
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