特許
J-GLOBAL ID:201203087350550576
表面性状が良好な高強度缶ボディ用板材の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
志賀 正武
, 渡邊 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-293274
公開番号(公開出願番号):特開2012-140664
出願日: 2010年12月28日
公開日(公表日): 2012年07月26日
要約:
【課題】本発明は、フローライン状欠陥の発生を抑制できる缶ボディの製造方法に係る技術の提供を目的とする。【解決手段】本発明は、特定組成を有するアルミニウム合金の鋳塊を均質化処理と均熱処理した後、熱間圧延、冷間圧延、連続焼鈍した後、最終冷間圧延して板厚0.23mm以上0.4mm以下とした高強度缶ボディ用板材の製造方法であり、均質化処理を555〜580°Cで1〜12時間行い、均熱処理を535〜555°Cで1時間以上行い、均質化処理時間と均熱処理時間の合計時間を40時間以下とし、熱間圧延最終パスの圧下率を(85-0.08T)%以下(ただしTは、最終熱間圧延機から巻取直後の温度°Cを示す)に設定し、熱間圧延機から巻取直後のコイル温度を270°C以上460°C以下、第一冷間圧延圧下率を40%以上、最終冷間圧延圧下率を55%以上70%以下とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で、Mn:0.7〜1.1%、Mg:0.9〜1.7%、Si:0.25〜0.45%、Fe:0.35〜0.55%、Cu:0.25〜0.45%、Zn:0.05〜0.30%、Ti:0.15%以下を含有し、残部が不可避不純物とアルミニウムの組成を有するアルミニウム合金の鋳塊を均質化処理と均熱処理した後、熱間圧延と冷間圧延を施し、連続焼鈍した後、最終冷間圧延して板厚0.23mm以上0.4mm以下の表面性状が良好な高強度缶ボディ用板材を製造する方法であって、
前記均質化処理を555〜580°Cの温度で1〜12時間行い、前記均熱処理を535〜555°Cの温度で1時間以上行い、均質化処理時間と均熱処理時間の合計時間を40時間以下にするとともに、前記熱間圧延最終パスの圧下率を(85-0.08T)%以下(ただしTは、熱間圧延最終パス後、熱間圧延機から巻取直後の温度°Cを示す)に設定し、熱間圧延機から巻取直後のコイル温度を270°C以上460°C以下、第一冷間圧延圧下率を40%以上、最終冷間圧延圧下率を55%以上70%以下とすることを特徴とする表面性状が良好な高強度缶ボディ用板材の製造方法。
IPC (4件):
C22F 1/047
, C22C 21/06
, C22C 21/00
, C22F 1/04
FI (4件):
C22F1/047
, C22C21/06
, C22C21/00 L
, C22F1/04 C
引用特許:
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