特許
J-GLOBAL ID:201203089761947283

摺動式トリポード型等速ジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小林 脩 ,  山本 喜一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-142258
公開番号(公開出願番号):特開2012-007644
出願日: 2010年06月23日
公開日(公表日): 2012年01月12日
要約:
【課題】外輪の軽量化が可能となる摺動式トリポード型等速ジョイントを提供する。【解決手段】本発明は、外輪10と、トリポード20と、外輪10の軌道溝11に転動可能に配置されるローラ30と、を備える摺動式トリポード型等速ジョイントであって、軌道溝11の側面は、半径がR0の凹円弧状に形成され、ローラ30の外周面は、凸弧状に形成され軌道溝11の側面との設定接触点Tを含みローラ30の軸方向に設定された幅をもつ設定接触部位31と、凸弧状に形成され設定接触部位31からローラ30の端面に向けてローラ30の軸方向に設定された幅をもつエッジ部位31と、を備え、設定接触部位31の曲率半径をR1とし、エッジ部位32の曲率半径をR2とした場合に、R0>R1>R2の関係となるように設定され、エッジ部位32と軌道溝11の側面との離間距離は、設定接触部位31と軌道溝11の側面との離間距離以上となる。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
筒状に形成され、内周面に外輪回転軸方向に延びる3本の軌道溝が形成された外輪と、 シャフトに連結されるボス部、および、前記ボス部の外周面からそれぞれ前記ボス部の径方向外方に延びるように立設されそれぞれの前記軌道溝に挿入される3本のトリポード軸部を備えるトリポードと、 環状に形成され、それぞれの前記トリポード軸部の外周側に回転可能に軸支され、且つ、前記軌道溝に転動可能に配置されるローラと、 を備える摺動式トリポード型等速ジョイントであって、 前記軌道溝の側面は、前記外輪回転軸方向に直交する方向の断面形状において、半径がR0の凹円弧状に形成され、 前記ローラの外周面は、前記ローラの軸方向の断面形状において、凸弧状に形成され前記軌道溝の側面との設定接触点を含み前記ローラの軸方向に設定された幅をもつ設定接触部位と、凸弧状に形成され前記設定接触部位から前記ローラの端面に向けて前記ローラの軸方向に設定された幅をもつエッジ部位と、を備え、 前記ローラの前記設定接触部位の曲率半径をR1とし、前記ローラの前記エッジ部位の曲率半径をR2とした場合に、R0>R1>R2の関係となるように設定され、 前記エッジ部位と前記軌道溝の側面との離間距離は、前記設定接触部位と前記軌道溝の側面との離間距離以上となることを特徴とする摺動式トリポード型等速ジョイント。
IPC (2件):
F16D 3/205 ,  F16D 3/20
FI (2件):
F16D3/205 M ,  F16D3/20 K
引用特許:
審査官引用 (5件)
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