特許
J-GLOBAL ID:201203090914582741
電解セル、電解装置、炭化水素の生成方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-262467
公開番号(公開出願番号):特開2012-112001
出願日: 2010年11月25日
公開日(公表日): 2012年06月14日
要約:
【課題】 従来の電極に対して、特に、二酸化炭素を効率良く分解し、エタンやエチレン等を効率良く生成可能な電解セル等を提供する。【解決手段】 電解セル3は、主に、カソード槽である槽16a、金属メッシュ17、カソード電極19、イオン交換膜21、電解質23、アノード電極25、アノード槽である槽16b等から構成される。槽16a、16bには、それぞれ電解液15a、15bが保持される。金属メッシュ17は、電源の負極側に接続され、カソード電極19に対して通電するための部材である。イオン交換膜21としては陰イオン交換膜を使用できる。電解質23は、必要に応じて設けられる。アノード電極25は電源の正極に接続される。カソード電極19は、銅または銅合金(銅基合金であって、銅に種々の目的で所定量の添加元素が添加されたもの)からなる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
電解セルであって、
銅または銅合金よりなる多孔質体であるカソード電極と、
前記カソード電極とイオン交換膜を介して配置されるアノード電極と、
前記カソード電極および前記アノード電極とそれぞれ接触する電解液と、
を具備し、
前記カソード電極と接触する電解液には、二酸化炭素、炭酸イオンまたは炭酸塩の少なくとも1種が含有され、
前記カソード電極と前記アノード電極に電位を付与すると、前記カソード電極において、二酸化炭素、炭酸イオンまたは炭酸塩を炭化水素に還元可能であり、
前記多孔質体を構成する銅または銅合金は、平均径が100nm〜5μmで、空隙率が30から80%である粒状体、棒状体または薄片状体の集合体であり、前記多孔質体は、イオン交換膜上に形成されることを特徴とする電解セル。
IPC (3件):
C25B 9/00
, C25B 3/04
, C25B 11/03
FI (3件):
C25B9/00 G
, C25B3/04
, C25B11/03
Fターム (14件):
4K011AA11
, 4K011AA15
, 4K011DA10
, 4K021AC02
, 4K021BA01
, 4K021BC03
, 4K021BC08
, 4K021CA05
, 4K021CA10
, 4K021DB11
, 4K021DB18
, 4K021DB36
, 4K021DB53
, 4K021DC15
引用特許:
審査官引用 (12件)
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特開平3-111586
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特開平4-314881
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特開平4-311586
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