特許
J-GLOBAL ID:201203095070844003

エチルアルコール検知装置及び検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-056331
公開番号(公開出願番号):特開2012-193976
出願日: 2011年03月15日
公開日(公表日): 2012年10月11日
要約:
【課題】被験者の体温に影響されることなく被験者の放射する赤外線から血中のエチルアルコールを正確に検知して酒気帯びの判定精度を高める。【解決手段】撮像制御部38は、被験者18の赤外線放射光からのエチルアルコールの吸収波長λ1を含む第1波長帯域の受光量Vd1、第1波長帯域の近傍のエチルアルコールによる吸収率の小さな波長λ2を含む第2波長帯域の受光量Vd2、第1波長帯域の近傍のエチルアルコールによる吸収率の小さな波長λ3を含む第3波長帯域の受光量Vd3の各々を検知し、エチルアルコール検出部40は受光量Vd1、Vd2の差分ΔVdとしてエチルアルコール含有度を算出し、温度検知部42は受光量Vd2、Vd3から被験者の温度を算出し、判定部はエチルアルコール含有度を検知温度により温度補正して酒気帯び状態であるか否かを判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
赤外線波長帯域に感度を有する撮像素子と、 被験者像を前記撮像素子に結像させる光学系と、 前記被験者からのエチルアルコールの吸収波長を含む第1波長帯域の赤外光を選択的に透過させる第1透過窓と、 前記被験者からの前記第1波長帯域の近傍となる前記エチルアルコールによる吸収率の小さな波長を含む第2波長帯域の赤外光を選択的に透過させる第2透過窓と、 前記被験者からの前記第1波長帯域の近傍となる前記エチルアルコールによる吸収率の小さな波長を含む第2波長帯域とは異なる第3波長帯域の赤外光を選択的に透過させる第3透過窓と、 前記第1透過窓を透過して結像された第1被験者画像、前記第2透過窓を透過して結像された第2被験者画像、及び前記第3透過窓を透過して結像された第3被験者画像を、前記撮像素子により撮像してメモリに格納する撮像制御部と、 前記メモリに格納された第1被験者画像と第2被験者画像に基づいて前記エチルアルコール濃度に対応したエチルアルコール含有度を算出するエチルアルコール検出部と、 前記メモリに格納された第2被験者画像と第3被験者画像に基づいて前記被験者の温度を算出する温度検知部と、 前記エチルアルコール含有度と前記被験者の検知温度に基づいて前記エチルアルコールの検出と非検出を判定する判定部と、 を備えたことを特徴とするエチルアルコール検知装置。
IPC (4件):
G01N 21/27 ,  G01N 21/35 ,  G01J 5/48 ,  G01J 5/00
FI (4件):
G01N21/27 A ,  G01N21/35 Z ,  G01J5/48 A ,  G01J5/00 101Z
Fターム (21件):
2G059AA01 ,  2G059AA05 ,  2G059BB01 ,  2G059CC15 ,  2G059EE01 ,  2G059EE11 ,  2G059FF01 ,  2G059HH01 ,  2G059JJ02 ,  2G059KK04 ,  2G059MM01 ,  2G059MM09 ,  2G059NN01 ,  2G059NN02 ,  2G066AA20 ,  2G066AC13 ,  2G066BA13 ,  2G066BA23 ,  2G066BA30 ,  2G066BC15 ,  3D037FA03
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (10件)
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