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J-GLOBAL ID：201302236512064564   整理番号：13A0980640

高温超伝導材料を利用した次世代NMR技術の開発

Development of Next-generation NMR Technology using HTS Materials

著者 (10件)： 末松浩人 (株式会社ジオールレゾナンス) ,  田中良二 (株式会社ジオールレゾナンス) ,  高橋雅人 ((独)理化学研究所) ,  前田秀明 ((独)理化学研究所) ,  大嶋重利 (山形大学) ,  柳澤吉紀 (千葉大学) ,  中込秀樹 (千葉大学) ,  濱田衛 (ジャパン スーパーコンダクタ テクノロジー株式会社) ,  松本真治 ((独)物質・材料研究機構) ,  木吉司 ((独)物質・材料研究機構)
資料名： 低温工学  (Journal of Cryogenics and Superconductivity Society of Japan)
巻： 48  号： 1  ページ： 31-38 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： S0846A  ISSN： 0389-2441  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： JSTの「イノベーション創出推進プログラム」の下で,3ステージからなる開発を行っている。ステージIが2009年度~2011年度,ステージIIが2012~2015年度,ステージIIIが2016~2018年度にわたって,小型高磁場¹H NMR用の600MHzクラスの高温超伝導磁石を設計,製造することを目的として実施される。ステージIの要素技術開発のプローブ開発では,後に続く高温超伝導(HTS)材料を使った超高感度プローブ製作を見据えた要素技術の蓄積のため,金属製NMR検出コイルを使った高感度NMRプローブの製作とHTSコイル選定のための調査を行った。磁石開発では,HTS材料を使った小型高磁場超伝導磁石の実現のため,REBCO線材コイル化技術の開発と特性調査を行った。ステージIIでは,磁気続き基礎技術調査を行いつつ,実際にHTS材料を使ったNMR検出コイルを試作し,最終的な実用化調査を行う。

シソーラス用語： *陽子磁気共鳴 ,  高温超伝導体 ,  高温超伝導 ,  *超伝導磁石 ,  磁気探針 ,  高感度 ,  強磁場 ,  バリウム化合物 ,  希土類元素化合物 ,  金属酸化物 ,  銅化合物 ,  超伝導線 ,  *超伝導コイル ,  ガドリニウム化合物 ,  希土類バリウム銅酸化物
準シソーラス用語： GdBCO ,  REBCO

分類 (3件)： NMR一般  (BM07041R) ,  超伝導磁石  (BM04042N) ,  超伝導材料  (BM04041W)

引用文献 (21件)：

• 1) T. Mizuno, K. Hioka, K. Fujioka and K. Takegoshi:“Development of a magnetic-angle spinning nuclear magnetic resonance probe with a cryogenic detection system for sensitivity enhancement,” Review of Scientific Instruments 79 (2008) 044706
• 2) Otsuka, et al.: “Field stability of a 600 MHz NMR magnet in the driven-mode,” TEION KOGAKU 43 (2008) 287-295 (in Japanese)
•    大塚昭弘ら:「600 MHz NMR マグネットの電源駆動モードにおける磁場安定度」,低温工学 43 (2008) 287-295
• 3) Otsuka and T. Kiyoshi: “Design of a high-field magnet under constant hoop stress,” TEION KOGAKU 42 (2007) 196-205 (in Japanese)
• 4) Y. Yanagisawa, et al.: “Operation of a 500 MHz high temperature superconducting NMR: Towards an NMR spectrometer operating beyond 1 GHz,” Journal of Magnetic Resonance 203 (2010) 274- 282

タイトルに関連する用語 (4件)： 高温超伝導材料 ,  次世代 ,  NMR ,  開発