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J-GLOBAL ID：201302244270471430   整理番号：13A0011227

2011年東北地方太平洋沖地震における東京の高層住宅での揺れと室内被害および対応行動に関するアンケート調査

A QUESTIONNAIRE ON SEISMIC INDOOR DAMAGE AND OCCUPANTS’ BEHAVIOR OF TALL RESIDENTIAL BUILDINGS IN TOKYO

著者 (4件)： 田村和夫 (千葉工業大学) ,  金子美香 (清水建設(株)技術研究所) ,  北村春幸 (東京理科大学) ,  斉藤大樹 ((独)建築研究所)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 18  号： 39  ページ： 453-458 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年東北地方太平洋沖地震における都内の12棟の高層住宅での揺れと室内被害および対応行動に関するアンケート調査を実施した。地震の揺れは行動に支障を来す大きなものであったが,免震構造では支障が無かった。家具の転倒,移動,内容物の散乱が発生した。40%の建物で壁に亀裂が発生し,10%で扉開閉不能となり,80%でエレベータが停止した。地震時の行動は安全確保と避難路の確認であった。地震後は情報収集を行い,1割の人が屋外に避難した。免震建物での被害や行動は異なるものであった。

シソーラス用語： *大地震 ,  *東京都 ,  *高層建築 ,  集合住宅 ,  屋内環境 ,  *震災 ,  *人間行動 ,  *アンケート ,  避難 ,  揺れ ,  家具 ,  恐怖 ,  亀裂発生 ,  戸 ,  エレベータ ,  情報収集 ,  長周期地震波 ,  免震構造 ,  *2011年東北地方太平洋沖地震

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  各種建築物一般  (RB05010O)

引用文献 (3件)：

• 1) 翠川三郎、三浦弘之、堀苑子、鹿嶋俊英:2011年東北地方太平洋沖地震における東京の超高層マンションでの揺れに関するアンケート調査、地域安全学会梗概集 No.28、2011.5
• 2) 斉藤大樹、石川孝重、高橋徹:巨大地震に対する超高層集合住宅の人・生活を守る技術の開発 その1 2011年東北地方太平洋沖地震による超高層集合住宅の揺れ、日本建築学会大会学術講演梗概集(関東)、B-2、PP.945-946、2011.8
• 3) 肥田剛典、永野正行:アンケート調査に基づく2011年東北地方太平洋沖地震時の超高層集合住宅の揺れと被害、日本地震工学会大会—2011梗概集、pp.34-35、2011.11

タイトルに関連する用語 (8件)： 2011年東北地方太平洋沖地震 ,  東京 ,  高層住宅 ,  揺れ ,  室内 ,  被害 ,  行動 ,  アンケート調査