抄録/ポイント: 抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
エアシリンダを位置制御する試みは従来から行われているが,細かい位置制御を難しくしている原因の一つは,ピストンの摺動摩擦が大きく,また一定でないからである。本稿では,エアシリンダを位置制御する際に障害となる静止摩擦を軽減するため,モータによってピストンを回転させる方法を提案した。ピストンの回転機構,回転制御に言及した。特に固着現象によって大きな動き出し駆動力が必要となることを解消し,オーバーシュートのない微小ステップ動作を可能とした。4つの流量比例弁による制御において,不感体により停止時のエア消費や微振動を無くしながら高ゲインの位置制御を実現した。また,位置目標値の微小ステップ化によって実現できることを示した。