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J-GLOBAL ID：201302283852391274   整理番号：13A0137168

骨や歯の再生と再構築のためのリン酸化プルランバイオ接着剤

Phosphorylated Pullulan Bioadhesive for Regeneration and Reconstruction of Bone and Tooth

著者 (4件)： YOSHIDA Yasushiro (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  OKIHARA Takumi (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  NAKAMURA Mariko (Kibi International Univ. Junior Coll., Okayama, JPN) ,  MATSUMOTO Takuya (Okayama Univ., Okayama, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 529/530  ページ： 516-521  発行年： 2013年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高い生体整合性,硬質組織への良好な結合能力,高強度,バイオ分解性,骨伝導性などを持った生体材料の開発を意図して,薬局方にあるプルランをリン酸二水素基で化学的に機能化した。すなわち,プルランを室温で水に溶かし,pHを5.5に調節しながら1%のリン酸溶液を加えた。これを減圧下で加熱して大部分の液を蒸発させた後,170°Cで5時間加熱してから,冷却,限外濾過,凍結乾燥を行った。得られた試料の化学構造をFT-IRで分析し,膨潤挙動の観察,接着強度の測定,組織学的評価などを行った。検討の結果によると,リン酸化プルランはカルシウムイオンの添加によりネットワークを形成して,水への溶解度の低い複合材を形成した。硬化前のペーストの接着力は添加剤によって調節できた。生成物は骨や歯の再生と再構築のためのバイオ分解性の接着剤の鍵として使用できることが判明した。

シソーラス用語： 骨形成 ,  再建術 ,  整形外科 ,  形態形成 ,  再生 ,  *プルラン ,  *生体組織接着剤 ,  接着剤 ,  *リン酸化 ,  生体内変化 ,  分解 ,  生体適合性 ,  付着力 ,  *医用素材 ,  歯科接着法 ,  歯科用材料
準シソーラス用語： 骨再建 ,  骨再生 ,  歯科接着剤 ,  歯再生 ,  生体接着剤 ,  生体分解性

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  歯科材料  (GT06000B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 骨 ,  歯の再生 ,  再構築 ,  リン酸化プルラン ,  接着剤