特許
J-GLOBAL ID:201303002212477142

復水脱塩方法および復水脱塩装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-084888
公開番号(公開出願番号):特開2013-213767
出願日: 2012年04月03日
公開日(公表日): 2013年10月17日
要約:
【課題】BWR型(沸騰水型)原子力発電所の復水の脱塩処理において、陽イオン交換樹脂からの溶出物を吸着する能力を長時間維持することができ、長期に亘り、安定かつ効率的に脱塩処理する方法、及び脱塩装置を提供する。【解決手段】ゲル型樹脂であり、かつ、特定の方法で測定されるポリスチレンスルホン酸吸着量が0.25mmol/L-樹脂以上、平均粒径が300μm以上である強塩基性陰イオン交換樹脂を用いる。この強塩基性陰イオン交換樹脂は、好ましくはBET比表面積が1m2/g未満で、特定の方法で測定される吸光度が0.10以上0.44以下である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
発電所の復水をイオン交換樹脂で脱塩処理する復水脱塩方法において、該復水がBWR型(沸騰水型)原子力発電所の復水であり、かつ該イオン交換樹脂として、ゲル型樹脂であり、以下の方法で測定されるポリスチレンスルホン酸吸着量が0.25mmol/L-樹脂以上であって、平均粒径が300μm以上である強塩基性陰イオン交換樹脂を使用することを特徴とする復水脱塩方法。 <ポリスチレンスルホン酸吸着量の測定方法> 東ソー有機化学(株)製ポリスチレンスルホン酸ナトリウム「ポリナスPS-1」を強酸性陽イオン交換樹脂に通液してH形とした後、H濃度として0.01mmol/Lに濃度調整したポリスチレンスルホン酸水溶液を調製する。 測定対象の強塩基性陰イオン交換樹脂を、水酸化ナトリウム水溶液で処理してOH形に調整してカラムに充填し、水洗した後、濃度調整したポリスチレンスルホン酸水溶液を通液し、50%破過相当時のポリスチレンスルホン酸吸着量を求め、当該強塩基性陰イオン交換樹脂のポリスチレンスルホン酸の吸着量とする。
IPC (4件):
G21D 1/02 ,  G21C 19/307 ,  C02F 1/42 ,  G21F 9/12
FI (6件):
G21D1/02 T ,  G21C19/30 L ,  C02F1/42 B ,  C02F1/42 A ,  G21F9/12 512J ,  G21F9/12 512C
Fターム (7件):
4D025AA07 ,  4D025AB38 ,  4D025BA09 ,  4D025BA14 ,  4D025BA16 ,  4D025BB02 ,  4D025BB04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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