特許
J-GLOBAL ID:201303007200684810

射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-134904
公開番号(公開出願番号):特開2013-018283
出願日: 2012年06月14日
公開日(公表日): 2013年01月31日
要約:
【課題】インラインスクリュー型の射出成形装置を用い、ペレット等の粉体状材料と、粉体状材料とを十分に混ぜないまま加熱シリンダに直接供給しても、品質の安定した成形品が得られるようにする。【解決手段】射出成形装置の加熱シリンダ13の先端部に圧力センサ27を組み込む。計量工程中に、投入口28に連なるホッパー40に、定量フィーダ52,54から粒体状のバイオマス樹脂45と粉体状の添加剤46とを少量ずつ供給する。投入口28直下では、加熱シリンダ内の空間に隙間を残しつつ材料が時間的に分散して供給される。コントローラ25は、圧力センサ27で検知した圧力値に基づいてスクリュー14の後退力PJを算出し、これに係数K(1.2〜2.0)を乗じた力がスクリュー14に加わる前進力PHとなるように駆動装置18を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ベース樹脂となる粒体状材料と粉体状の添加剤とを含む複数の材料を混合した成形材料を投入口から加熱シリンダ内に供給し、加熱シリンダの内部でスクリューを回転して前記成形材料を混練分散しながらシリンダ先端部に貯蔵するとともに、貯蔵された成形材料からの押圧力で前記スクリューを計量設定位置に後退させて計量を行った後、前記スクリューを前進させて射出成形を行う成形方法であって、 前記計量を行う際に、前記シリンダ先端部に貯蔵された成形材料からの圧力を検出し、検出された圧力に基づいて前記スクリューを後退させる方向に作用する後退力に、1.2〜2.0の範囲から予め設定された係数を乗じた力を前記スクリューに前進力として加え、かつ前記投入口から前記成形材料を疎らに投入する制限供給を行って、前記投入口の直下では加熱シリンダの内壁と前記スクリューとの間に形成される成形材料の移送空間に隙間を残しながら成形材料を供給し、前記計量に要する時間を、前記投入口の直下で加熱シリンダの内壁とスクリューとの間に形成される成形材料の移送空間を稠密に満たすように粒体状材料を充填供給する際の標準計量時間よりも長くすることを特徴とする射出成形方法。
IPC (2件):
B29C 45/46 ,  B29C 45/76
FI (2件):
B29C45/46 ,  B29C45/76
Fターム (10件):
4F206AC01 ,  4F206AC04 ,  4F206AP021 ,  4F206AR032 ,  4F206AR14 ,  4F206JA07 ,  4F206JL02 ,  4F206JM01 ,  4F206JN04 ,  4F206JP18
引用特許:
審査官引用 (7件)
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