特許
J-GLOBAL ID:201303045048986090
直流電気鉄道用電力貯蔵装置の制御システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-239891
公開番号(公開出願番号):特開2013-095265
出願日: 2011年11月01日
公開日(公表日): 2013年05月20日
要約:
【課題】 1台の電力貯蔵装置であっても、常に充電と放電の両者に対応可能であり、その充電により回生失効を回避するとともに、その放電により電車線電圧の変動を抑制することが可能な直流電気鉄道用電力貯蔵装置の制御システム等を提供する。【解決手段】 電圧監視部21と電力貯蔵装置9との間には、第1の制御部である制御部23が設けられる。制御部23は、電車線電圧を監視することで、近傍の電車の在線状況等を把握することができる。制御部23は、電車線電圧に応じて、電力変換器29に動作信号を送る。また、電力貯蔵装置9と電力変換装置11との間には、第2の制御部である制御部25が設けられる。制御部25は、電力貯蔵媒体27の電圧等を監視することで、その待機時充電量を把握することができる。制御部25は、電力貯蔵媒体27の待機時充電量に応じて、電力変換装置11に動作信号を送る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流電気鉄道用電力貯蔵装置の制御システムであって、
直流電気鉄道に設置され、電力変換器を有する電力貯蔵装置と、
前記電力貯蔵装置と接続され、配電線路との間に設置される第1の電力変換装置と、
前記直流電気鉄道の電車線電圧に応じて、前記電力貯蔵装置内の前記電力変換器のスイッチング動作を制御する第1の制御部と、
前記電力貯蔵装置の待機時充電量を監視し、前記電力貯蔵装置の待機時充電量に応じて、前記第1の電力変換装置のスイッチング動作を制御する第2の制御部と、
を具備し、
前記第1の制御部は、電車が電力回生を行う際には、回生電力を前記電力貯蔵装置に充電し、電車の力行による電車線電圧の電圧降下が生じた際には、前記電力貯蔵装置からの放電により電力補償を行い、
前記第2の制御部は、前記電力貯蔵装置の待機時充電量が所定値以上であれば、前記配電線路に放電し、前記電力貯蔵装置の待機時充電量が所定値以下であれば、前記配電線路からの充電を可能にすることを特徴とする直流電気鉄道用電力貯蔵装置の制御システム。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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