特許
J-GLOBAL ID:201303046416033330
バイオディーゼル燃料の製造方法及びその製造装置、その方法に用いる油脂脱炭酸分解触媒
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
榎本 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-149190
公開番号(公開出願番号):特開2013-241612
出願日: 2013年07月18日
公開日(公表日): 2013年12月05日
要約:
【課題】アルコール(副原料)を必要とせず、グリセリンを副生することがなく、またジエン類等の不純物が生成物中に残留し難く、コークの生成量が少なく、流動点も低く、空気等に対して安定で黒変や異臭が生じ難く貯蔵安定性に優れ、また、使用済み触媒の処理や再活性化等の付帯作業によってランニングコストが上昇したり生産性が低下したりすることがなく生産効率及び生産性に優れ、さらに原料油脂から遊離脂肪酸を除去する前処理等が不要で製造工程の簡略化及び反応装置の簡素化を図ることができ、必要な場所で必要なエネルギーを供給する分散型のエネルギー供給システムを構築できるバイオディーゼル燃料の製造方法を提供する。【解決手段】350°C〜475°Cにおいて、油脂脱炭酸分解触媒と油脂が接触して、前記油脂脱炭酸分解触媒の作用によりエステル結合部分が開裂され、脱炭酸分解反応でC8〜C24の炭化水素を主とするバイオディーゼル燃料を得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
350°C〜475°Cにおいて、反応容器内で油脂脱炭酸分解触媒と油脂が接触して、前記油脂脱炭酸分解触媒によって(化1)に示される脱炭酸分解反応でC8〜C24の炭化水素を主として生成し、前記油脂脱炭酸分解触媒はシリカ、アルカリ金属とアルカリ土類金属のうち1以上によって酸点が被毒されたFCC廃触媒、及びそれらの複合体からなる混合物の内いずれか1以上がマグネシウムの水酸化物、酸化物、炭酸塩のいずれか1以上からなる弱アルカリ性化合物によってコーティングされたものを含むことを特徴とするバイオディーゼル燃料の製造方法。
IPC (7件):
C10G 3/00
, C10L 1/04
, B01J 38/00
, B01J 21/08
, B01J 21/20
, B01J 21/18
, B01J 21/14
FI (7件):
C10G3/00 Z
, C10L1/04
, B01J38/00 Z
, B01J21/08 M
, B01J21/20 M
, B01J21/18 M
, B01J21/14 M
Fターム (47件):
4G169AA03
, 4G169AA10
, 4G169BA02A
, 4G169BA02B
, 4G169BA08B
, 4G169BB04A
, 4G169BB04B
, 4G169BB04C
, 4G169BB05A
, 4G169BB05C
, 4G169BB16A
, 4G169BB16C
, 4G169BC01A
, 4G169BC01C
, 4G169BC08A
, 4G169BC08C
, 4G169BC10A
, 4G169BC10B
, 4G169BC10C
, 4G169CC07
, 4G169DA05
, 4G169EE01
, 4G169FA08
, 4G169FB14
, 4G169FB30
, 4G169FB31
, 4G169GA16
, 4H129AA01
, 4H129BA11
, 4H129BB04
, 4H129BC14
, 4H129KA02
, 4H129KB03
, 4H129KC04X
, 4H129KC04Y
, 4H129KC23X
, 4H129KC23Y
, 4H129KC40X
, 4H129KD02X
, 4H129KD02Y
, 4H129KD06X
, 4H129KD06Y
, 4H129NA20
, 4H129NA22
, 4H129NA23
, 4H129NA24
, 4H129NA32
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
日本エネルギー学会大会講演要旨集, 200808, Vol.17th, p.188-189
-
Fuel Processing Technology, 2003, Vol.84, Iss.1-3, p.105-120
-
Ind. Eng. Chem. Res., 1999, Vol.38, No.9, p.3230-3237
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