特許
J-GLOBAL ID:201303061613443263
変異狂犬病ウイルス合成・増殖方法、並びに狂犬病ワクチン製剤
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
丹羽 俊輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-229854
公開番号(公開出願番号):特開2013-106608
出願日: 2012年10月17日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
【課題】構成タンパク質を欠損させた変異狂犬病ウイルスを安価かつ低労力で増殖する手段の提供。【解決手段】狂犬病ウイルスの5つの構成タンパク質のうち、1つの構成タンパク質を欠損した変異狂犬病ウイルス又はそのゲノムと、他の1つの構成タンパク質を欠損した変異狂犬病ウイルス又はそのゲノムとを細胞に共導入する変異狂犬病ウイルス合成・増殖方法を提供する。この方法により、欠損させた構成タンパク質の恒常発現細胞を用いずに、構成タンパク質を欠損させた変異狂犬病ウイルスを合成できるため、恒常発現細胞の樹立などの労力を軽減できる。また、細胞への感染の手順とウイルスの回収の手順を繰り返すことにより、変異狂犬病ウイルスのスケールアップが可能であるため、変異狂犬病ウイルスを安価かつ低労力で大量増殖できる。この方法により得られた変異狂犬病ウイルス混合液は、免疫原性と安全性を備えており、狂犬病ワクチン製剤に適用できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
狂犬病ウイルスの構成タンパク質であるGタンパク質、Mタンパク質、Nタンパク質、Pタンパク質、Lタンパク質の5つのタンパク質のうち、1つの構成タンパク質を欠損した変異狂犬病ウイルス又はそのゲノムと、他の1つの構成タンパク質を欠損した変異狂犬病ウイルス又はそのゲノムとを培養細胞内に共導入する手順を少なくとも含む変異狂犬病ウイルス合成・増殖方法。
IPC (4件):
C12N 7/04
, C12N 15/09
, A61K 39/205
, A61P 31/14
FI (4件):
C12N7/04
, C12N15/00 A
, A61K39/205
, A61P31/14
Fターム (26件):
4B024AA01
, 4B024BA31
, 4B024CA01
, 4B024CA04
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024DA02
, 4B024EA02
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B065AA90X
, 4B065AA90Y
, 4B065AA95X
, 4B065AA95Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA01
, 4B065CA24
, 4B065CA45
, 4C085AA03
, 4C085BA64
, 4C085CC08
, 4C085DD62
, 4C085EE01
引用特許: