特許
J-GLOBAL ID:201303083560323523

熱可塑性エラストマーを含む副層を備えたクラウン領域を有するタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 辻居 幸一 ,  熊倉 禎男 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  山崎 一夫 ,  市川 さつき
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-545233
公開番号(公開出願番号):特表2013-515794
出願日: 2010年12月15日
公開日(公表日): 2013年05月09日
要約:
本発明は、自動車用のラジアルタイヤ(1)に関し、このタイヤは、 ・タイヤが回転しているときに道路と接触することを意図する少なくとも1つの半径方向外側のエラストマー層(3a)を備えたトレッド(3)が載っているクラウン(2); ・2つの非伸張性ビード(4)、これらのビード(4)をトレッド(3)に接続させている2つの側壁(5)、これら2つの側壁内に入り込みビード(4)内に固定されているカーカス補強材(6); ・上記カーカス補強材(6)とトレッド(3)の間に円周方向に配置されたクラウン補強材即ちベルト(7)で補強されているクラウン(2); ・上記半径方向外側エラストマー層(3a)の配合とは異なる配合を有する、“副層”として知られている半径方向内側のエラストマー層(3b) (この副層は上記半径方向外側層(3a)とベルト(7)の間に配置されている);を含み、 上記副層が、少なくとも1種のジエンエラストマー、補強用充填剤および10phrよりも多い水素化熱可塑性スチレンコポリマー(“TPSエラストマー”と称する)を含むゴム組成物を含むことを特徴とする。 このゴム組成物は、本発明に従うタイヤの転がり抵抗性と取扱い性能の妥協点を実質的に改良するタイヤ副層を得ることを可能にする。
請求項(抜粋):
・タイヤが回転するときに道路と接触することを意図する少なくとも1つの半径方向外側のエラストマー層(3a)を備えたトレッド(3)が載っているクラウン(2); ・2つの非伸張性ビード(4)、これらのビード(4)をトレッド(3)に接続させている2つの側壁(5)、これら2つの側壁内に入り込みビード(4)内に固定されているカーカス補強材(6); ・前記カーカス補強材(6)とトレッド(3)の間に円周方向に配置したクラウン補強材即ちベルト(7)で補強されているクラウン(2); ・前記半径方向外側エラストマー層(3a)の配合とは異なる配合を有する、“副層”として知られている半径方向内側のエラストマー層(3b) (この副層は前記半径方向外側層(3a)とベルト(7)の間に配置されている); を含む自動車用のラジアルタイヤ(1)であって、 前記副層が、少なくとも1種のジエンエラストマー、補強用充填剤および10phrよりも多い水素化熱可塑性スチレンコポリマー (“TPSエラストマー”と称する)を含むゴム組成物を含むことを特徴とする前記ラジアルタイヤ(1)。
IPC (6件):
C08L 9/00 ,  B60C 1/00 ,  C08L 53/02 ,  C08L 7/00 ,  C08K 3/04 ,  C08K 3/36
FI (6件):
C08L9/00 ,  B60C1/00 A ,  C08L53/02 ,  C08L7/00 ,  C08K3/04 ,  C08K3/36
Fターム (14件):
4J002AC012 ,  4J002AC031 ,  4J002AE054 ,  4J002BK005 ,  4J002BP013 ,  4J002DA037 ,  4J002DA048 ,  4J002DJ016 ,  4J002FD016 ,  4J002FD017 ,  4J002FD024 ,  4J002FD025 ,  4J002FD148 ,  4J002GN01
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (13件)
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