特許
J-GLOBAL ID:201303086546854485

トンネル最適支保工選定装置及びトンネル最適支保工選定プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-130236
公開番号(公開出願番号):特開2012-255321
出願日: 2011年06月10日
公開日(公表日): 2012年12月27日
要約:
【課題】トンネルの最適な支保工を選定できるトンネル最適支保工選定装置及びトンネル最適支保工選定プログラムを提供することを課題とする。【解決手段】トンネルの最適な支保工を選定するトンネル最適支保工選定装置であって、トンネルの掘削解放力を段階的に作用させて、軸力と曲げモーメントに基づいて鋼製支保工の発生応力を計算し、この鋼製支保工の発生応力が降伏応力以上と判定した場合、鋼製支保工の発生応力が降伏応力となるように鋼製支保工の剛性を低下させるとともにその低下させた影響を考慮した吹付けコンクリートの発生応力及びトンネルの変位を計算し、この吹付けコンクリートの発生応力が許容応力以上と判定した場合又はトンネルの変位が許容変位以上と判定した場合には支保工パターンデータベースに格納される複数の支保工パターンの中からよりトンネルの健全性を確保できる支保工パターンを選択することを特徴とする。【選択図】図6
請求項(抜粋):
トンネル施工におけるトンネルの最適な支保工を選定するトンネル最適支保工選定装置であって、 トンネルの鋼製支保工の仕様と吹付けコンクリートの仕様の組み合わせからなる支保工パターンとして支保工の耐力の異なる複数の支保工パターンを格納する支保工パターンデータベースと、 前記支保工パターンデータベースに格納される複数の支保工パターンの中から支保工パターンを選択する選択手段と、 トンネルの掘削面に段階的に掘削解放力を作用させ、各段階の掘削解放力に応じて鋼製支保工の発生応力、吹付けコンクリートの発生応力及びトンネルの変位をそれぞれ計算する計算手段と、 各段階の掘削解放力毎に、前記計算手段で計算された鋼製支保工の発生応力が降伏応力以上か否かを判定する第1判定手段と、 前記第1判定手段で鋼製支保工の発生応力が降伏応力以上と判定した場合には鋼製支保工の発生応力が降伏応力となるように鋼製支保工の剛性を低下させる剛性低下手段と、 前記計算手段で計算された吹付けコンクリートの発生応力が吹付けコンクリートの許容応力以上か否か及び前記計算手段で計算されたトンネルの変位が許容変位以上か否かを判定する第2判定手段と、 を備え、 前記計算手段で鋼製支保工に作用する軸力と曲げモーメントに基づいて鋼製支保工の発生応力を計算し、前記第1判定手段で鋼製支保工の発生応力が降伏応力以上と判定した場合、前記計算手段は前記剛性低下手段で低下させた影響を考慮した吹付けコンクリートの発生応力及びトンネルの変位を計算し、前記第2判定手段が吹付けコンクリートの発生応力が吹付けコンクリートの許容応力以上と判定した場合又はトンネルの変位が許容変位以上と判定した場合には前記選択手段は現在選択されている支保工パターンよりもトンネルの健全性を確保できる支保工パターンを選択することを特徴とするトンネル最適支保工選定装置。
IPC (1件):
E21D 9/00
FI (1件):
E21D9/00 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
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