特許
J-GLOBAL ID:201303096531677019

車両用ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-013181
公開番号(公開出願番号):特開2013-151227
出願日: 2012年01月25日
公開日(公表日): 2013年08月08日
要約:
【課題】スプリット路で左右車輪のブレーキ液圧間の差圧を演算する差圧制御手段およびアンチロックブレーキ制御手段の演算結果によって、各車輪ブレーキのブレーキ液圧が制御される車両用ブレーキ液圧制御装置において、差圧制御開始後の高μ路側の車輪ブレーキで車体のピッチングや振られが発生することを抑制する。【解決手段】左右の前輪の車輪ブレーキでの差圧制御時に高摩擦係数路側の車輪ブレーキのブレーキ液圧がアンチロックブレーキ制御に伴って減圧したときに、差圧制御手段29は、減圧を開始したときの高摩擦係数路側の車輪ブレーキのブレーキ液圧を指示圧として定めるとともにその指示圧を所定時間持続して出力し、液圧調整駆動手段31は、高摩擦係数路側の車輪ブレーキのブレーキ液圧が指示圧となるように液圧調整ユニット12を駆動する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
左右の前輪(WA,WB)および左右の後輪(WC,WD)の車輪ブレーキ(BA,BB,BC,BD)に作用せしめるブレーキ液圧を個別に増減調整可能な液圧調整ユニット(12)と、アンチロックブレーキ制御を実行するか否かの判断を行うとともにアンチロックブレーキ制御時の液圧制御量を演算するアンチロックブレーキ制御手段(27)と、左右の車輪ブレーキ(BA,BB;BC,BD)のいずれかでのアンチロックブレーキ制御開始時に前輪(WA,WB)および後輪(WC,WD)の接地路面の摩擦係数が左右で大きく異なるスプリット路であるか否かを判定するスプリット路判定手段(28)と、前記スプリット路判定手段(28)の判定結果がスプリット路である状態では左右の車輪ブレーキ(BA,BB;BC,BD)のブレーキ液圧間の差圧を演算する差圧制御手段(29)と、前記アンチロックブレーキ制御手段(27)および前記差圧制御手段(29)の演算結果に応じて前記液圧調整ユニット(12)を駆動する液圧調整駆動手段(31)とを備える車両用ブレーキ液圧制御装置において、左右の前輪(WA,WB)の車輪ブレーキ(BA,BB)間での差圧制御時に両車輪ブレーキ(BA,BB)のうち高摩擦係数路側の車輪ブレーキのブレーキ液圧が前記差圧制御の開始後にアンチロックブレーキ制御に伴って減圧したときに、前記差圧制御手段(29)は、前記減圧を開始したときの前記高摩擦係数路側の車輪ブレーキのブレーキ液圧を指示圧として定めるとともにその指示圧を所定時間持続して出力し、前記液圧調整駆動手段(31)は、前記高摩擦係数路側の車輪ブレーキのブレーキ液圧が前記指示圧となるように前記液圧調整ユニット(12)を駆動することを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/176 ,  B60T 8/172
FI (2件):
B60T8/1764 ,  B60T8/172 B
Fターム (11件):
3D246BA02 ,  3D246CA02 ,  3D246DA01 ,  3D246GA22 ,  3D246GB01 ,  3D246GB20 ,  3D246HA44A ,  3D246HA64A ,  3D246HB06B ,  3D246JA12 ,  3D246JB05
引用特許:
出願人引用 (6件)
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