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J-GLOBAL ID:201402210039146106   整理番号:14A0563979

収穫後のブロッコリーのアスコルビン酸含量およびアスコルビン酸代謝に関連する遺伝子発現に赤色および青色LED光の照射が及ぼす影響

Effect of red and blue LED light irradiation on ascorbate content and expression of genes related to ascorbate metabolism in postharvest broccoli
著者 (10件):
資料名:
巻: 94  ページ: 97-103  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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赤色および青色発光ダイオード(LED)の光が収穫後のブロッコリー(Brassica oleracea L.)品種「italica」の老化に及ぼす影響を調べた。その結果,赤色LED光の照射は収穫後のブロッコリーの老化を遅らせるのに有効であった。LED光の下では,収穫後のブロッコリーの黄化の進行が遅くなり,エチレンの生成とアスコルビン酸(AsA)含量の低下が抑制された。一方,青色LED光による処理は収穫後のブロッコリーの老化進行に有意な影響を与えなかった。赤色光はスーパーマーケットで消費者がブロッコリーを選ぶのに不都合であるため,白色LED光を修正したタイプを考案した。この修正白色LED光では,青色光の割合を減らし,赤色光の割合を高めている。修正した白色LED光の下では,収穫後1日目および2日目のブロッコリーのAsA含量の低下が僅かに遅くなった。また,本処理によるAsA低下の調節は,転写レベルで高度に制御されたものであった。AsA生合成遺伝子(BO-VTC2およびBO-GLDH)とAsA再生遺伝子(BO-MDAR1およびBO-MDAR2)の上方制御が,本処理下での収穫後1日目および2日目における高いAsA含量の要因であった。これらの結果により,収穫後のブロッコリーの栄養品質を改善する新しい方法を提供することができると考えた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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野菜とその加工品  ,  物質の代謝  ,  植物の生化学  ,  遺伝子発現  ,  植物に対する影響 
物質索引 (1件):
物質索引
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