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J-GLOBAL ID：201402292281153474   整理番号：14A0051606

バース・スケジューリングとバースの有効利用方策

著者 (2件)： 今井昭夫 (神戸大) ,  西村悦子 (神戸大)
資料名： 港湾荷役  (Cargo Handling Japan)
巻： 58  号： 6  ページ： 610-616  発行年： 2013年11月25日 
JST資料番号： S0426A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンテナターミナル近代化には,それを効率的に利用するためのスケジューリングが必要で,その中で最重要なバース・スケジューリングの概要を紹介した。岸壁とその前面に位置する係留水域のどの場所にどの船を係留して何時~何時まで停泊させて荷役するのかを決定する。バース・スケジューリングには戦略的,戦術的,運用レベルの階層がある。バース・スケジューリングの数学的なモデル構造を紹介した。プライシングを考慮したバース・テンプレート問題で,寄港船社の選択,プライシングを考慮した寄港船社の選択について述べた。日本の国際戦略港湾で検討されているメガオペレーターによる大規模ターミナルの運営において,このような概念が必要になると考えられる。

シソーラス用語： *コンテナターミナル ,  *バース ,  *スケジューリング ,  係船岸 ,  コンテナ荷役 ,  コンテナクレーン ,  割当問題 ,  コンテナ船 ,  大型船 ,  価格決定 ,  コンテナ輸送 ,  海上輸送 ,  目的関数 ,  スケジュール
準シソーラス用語： 近似解 ,  テンプレート【スケジュール】 ,  *有効利用

分類 (1件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H)

引用文献 (6件)：

• D. Steenken, S. Voss, R. Stahlbock, Container terminal operation and operations research - a classification and literature review, OR Spectrum, Vol. 26, pp.3-49, 2004.
• R. Stahlbock, S. Voss, Operations research at container terminals : a literature update, OR Spectrum, Vol. 30, pp. 1-52, 2008.
• S. Theofanis, M. Boile, M.M. Golias, Container terminal berth planning : critical review of research approaches and practical challenge, Transportation Research Record, No. 2100, pp.22-28, 2009.
• C. Bierwirth, F. Meisel, A survey of berth allocation and quay crane scheduling problems in container terminals, European Journal of Operational Research, Vol. 202, pp.615-627, 2010.
• A. Imai, E. Nishimura, S. Papadimitriou, The dynamic berth allocation problem for a container port, Transportation Research Part-B, Vol. 35, pp.401-417, 2001.

タイトルに関連する用語 (4件)： バース ,  スケジューリング ,  有効利用 ,  方策