特許
J-GLOBAL ID:201403004575217282
燃料噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
石黒 健二
, 長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-008777
公開番号(公開出願番号):特開2014-139426
出願日: 2013年01月21日
公開日(公表日): 2014年07月31日
要約:
【課題】コモンレールに設けた圧力センサによってモニターした燃料圧力の変化から噴射開始点を高い精度で検出して、インジェクタの噴射開始時期および噴射量を補正する。【解決手段】制御装置4は、高速サンプリングによって「蓄圧燃料の圧力変化」をモニターして、噴射前と噴射中の近似直線の交点から仮想噴射開始点を求める。この時、「圧力脈動の影響の小さい最初のパイロット噴射」と「圧力変化の大きいメイン噴射」のうち、近似直線に対する相関係数が高い側のデータを採用して仮想噴射開始点を求める。このため、仮想噴射開始点の精度を高めることができ、仮想噴射開始点から求めた変化分ΔTnに基づいて通電開始タイミングTonと目標通電期間Tq0を補正することで補正の信頼性を高めることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
蓄圧燃料を蓄える燃料蓄圧器(1)と、この燃料蓄圧器(1)に蓄圧された蓄圧燃料を噴射するインジェクタ(3)と、前記燃料蓄圧器(1)に蓄圧された燃料圧力を検出する圧力センサ(8)と、この圧力センサ(8)の検出結果を含む種々の運転状態に基づいて前記インジェクタ(3)の噴射制御を実施する制御装置(4)とを備え、
同一気筒への1回の燃料供給を複数の噴射に分けて行うマルチ噴射を実施可能な燃料噴射装置において、
前記制御装置(4)は、前記圧力センサ(8)によってサンプリングした前記蓄圧燃料の圧力変化から、複数の噴射のうちの第1の噴射と第2の噴射のそれぞれにおける噴射前と噴射中の近似直線を求め、
前記第1、第2の噴射のうち、近似直線に対する相関係数が高い側のデータを採用して噴射前と噴射中の近似直線の交点から仮想噴射開始点を求め、
この仮想噴射開始点に基づいて前記インジェクタ(3)の噴射開始時期および噴射量を補正することを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F02D41/40 C
, F02D45/00 364N
Fターム (17件):
3G301HA02
, 3G301JA03
, 3G301JA18
, 3G301LB11
, 3G301LC10
, 3G301MA11
, 3G301MA18
, 3G301MA23
, 3G301MA27
, 3G301NA08
, 3G301PB08Z
, 3G384AA03
, 3G384BA13
, 3G384BA18
, 3G384DA04
, 3G384EG10
, 3G384FA15Z
引用特許:
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