特許
J-GLOBAL ID:201403005429427239

無溶剤一液常温硬化型含浸材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 直也 ,  鎌田 文二 ,  中谷 弥一郎 ,  北川 政徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-203948
公開番号(公開出願番号):特開2014-031518
出願日: 2013年09月30日
公開日(公表日): 2014年02月20日
要約:
【課題】一度の塗工作業で多孔性材料の表層から細孔内部にまで浸透させて細孔を防ぎ、多孔性材料表面に塗膜を形成させることなく、透水性を大幅に抑制するとともに、二酸化炭素ガス等の細孔への侵入も大幅に抑制可能で、かつ、塗膜を形成させる場合にあっては、塗膜剥離が起こらない含浸材を提供する。【解決手段】OR基を有するアルコキシシラン化合物又はその部分加水分解縮合物と硬化触媒を含有し、25°Cにおける初期粘度が2〜10mPa・sであり、25°Cにおける塗布後30分間の重量減少率が0.5〜5重量%となる硬化速度である、多孔質無機質材料用無溶剤一液常温硬化型含浸材を作製する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記の(A)成分として、 R1が炭素数6〜10の芳香族基を含まない炭化水素基であり、R2がメチル基であり、n=3である下記式(1)で示されるアルコキシシラン化合物を有し、 下記の(B)成分を含まず、 下記の(C)成分として、有機チタン化合物を含有し、 25°Cにおける初期粘度が2〜10mPa・sであり、25°Cにおける多孔質無機質材料への塗布後30分間の重量減少率が0.5〜5重量%であって、塗布した多孔質無機質材料の表面全体を塗膜で覆うことなく、その細孔内部を閉塞させることを特徴とする、多孔質無機質材料用無溶剤一液常温硬化型含浸材。 ・(A)成分:下記式(1)で示されるアルコキシラン化合物、及びその部分加水分解縮合物から選ばれる1種類の化合物又は複数種の化合物の混合物。 R1nSi(OR2)4-n (1) (上記式(1)中、R1は炭素数1〜10の芳香族基を含んでも良い炭化水素基を示す。R2は、炭素数1〜4のアルキル基を示す。上記R1とR2とは、同一であってもよく、異なっていてもよい。また、nは1〜3の整数を示す。) ・(B)成分:下記式(2)で示されるアルコキシシラン化合物、及びその部分加水分解縮合物から選ばれる1種類の化合物又は複数種の化合物の混合物。 (R3-R4)mSi(OR5)pR6q (2) (上記式(2)中、R3は、メルカプト基、アミノ基、フェニルアミノ基、アミノエチルアミノ基、メタクリロキシ基、グリドキシ基、イソシアネート基、又はビニル基を示す。R4は炭素数0〜4の二価の炭化水素基を示す。R5は炭素数1〜4のアルキル基を示す。R6は炭素数1〜10の芳香族基を含んでもよい炭化水素基を示す。また、mは1〜3の整数を、pは1〜3の整数を、qは0〜2の整数を示し、m+p+q=4である) ・(C)成分:硬化触媒
IPC (2件):
C09K 3/18 ,  C04B 41/64
FI (2件):
C09K3/18 104 ,  C04B41/64
Fターム (12件):
4G028CA02 ,  4G028CB08 ,  4G028CD02 ,  4H020BA32 ,  4J038DL031 ,  4J038JC38 ,  4J038KA04 ,  4J038KA08 ,  4J038NA07 ,  4J038PA19 ,  4J038PB05 ,  4J038PC04
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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