特許
J-GLOBAL ID:201403007671100417

粉砕プラント排ガス制御装置、粉砕プラント排ガス制御方法、及びコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-223383
公開番号(公開出願番号):特開2014-074570
出願日: 2012年10月05日
公開日(公表日): 2014年04月24日
要約:
【課題】 負圧式・排ガス循環系の粉砕プラントにおけるヒートアップから粉砕に移行する際のライン内部の酸素濃度を高精度に制御する。【解決手段】 排ガスの酸素濃度の測定値の目標値に対する偏差eが0以下になると、当該偏差eが0に近づくように、当該偏差eを入力としてPID制御を行い、窒素ガスの流量(N2ガス流量調整弁118の弁開度)を調整する。一方、当該偏差eが0を超えると、窒素ガスの供給を停止する(N2ガス流量調整弁118を全閉する)。また、ヒートアップから粉砕に移行し、且つ、当該偏差eが0.5%を超えると、当該偏差eが0に近づくように、当該偏差eを入力としてPID制御を行い、エアの流量(エア流量調整弁120の弁開度)を調整することを粉砕が完了するまで継続して行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
熱風を排ガスとして発生する熱風発生装置と、 原料を粉砕し、粉砕後の原料を、前記排ガスの流れに乗せて外部に放出する粉砕機であって、内部の圧力が負圧に保たれている粉砕機と、 前記粉砕機から前記排ガスの流れに乗って放出された粉砕後の原料を捕集する捕集機であって、内部の圧力が負圧に保たれている捕集機と、 前記熱風発生装置、前記粉砕機、及び前記捕集機を前記排ガスが循環する経路と、 前記経路の内部の所定の位置における酸素濃度を測定する測定手段と、を有し、 前記粉砕機の内部に原料を投入しない状態で前記熱風発生装置から発生する排ガスによって前記粉砕機の内部を含む領域を予熱するヒートアップを行った後に、前記粉砕機の内部に原料を投入して原料を粉砕する負圧式・排ガス循環系の粉砕プラントにおける前記経路の内部の所定の位置における前記排ガスの酸素濃度を制御する粉砕プラント排ガス制御装置であって、 前記所定の位置における酸素濃度の目標値と、前記所定の位置における酸素濃度の測定値との差分を導出する差分導出手段と、 前記所定の位置における酸素濃度の測定値が、前記目標値よりも大きくなると、前記測定値が前記目標値に近づくように、前記目標値未満の酸素濃度を有する第1のガスを、前記経路の内部に供給する制御を開始し、前記所定の位置における酸素濃度の測定値が、前記目標値よりも小さくなると、前記第1のガスを、前記経路の内部に供給する前記制御を停止する第1の制御手段と、 前記ヒートアップが終了した後に、前記所定の位置における酸素濃度の測定値が、前記目標値未満の値である所定値よりも小さくなると、前記測定値が前記目標値に近づくように、前記目標値を超える酸素濃度を有する第2のガスを、前記経路の内部に供給する制御を開始し、その後、当該制御を継続して行う第2の制御手段と、を有することを特徴とする粉砕プラント排ガス制御装置。
IPC (3件):
F23K 1/00 ,  B02C 23/34 ,  B02C 23/04
FI (3件):
F23K1/00 B ,  B02C23/34 ,  B02C23/04
Fターム (6件):
4D067EE17 ,  4D067EE22 ,  4D067EE39 ,  4D067GA04 ,  4D067GA05 ,  4D067GB05
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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