特許
J-GLOBAL ID:201403018924105633

ポリプロピレン樹脂組成物およびその製造方法ならびにポリプロピレンシートおよび二軸延伸ポリプロピレンフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  富田 博行 ,  星野 修 ,  沖本 一暁 ,  松山 美奈子 ,  松本 謙 ,  小磯 貴子 ,  新井 規之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-286690
公開番号(公開出願番号):特開2014-129434
出願日: 2012年12月28日
公開日(公表日): 2014年07月10日
要約:
【課題】分子量が高くかつ分子量分布の広い超高分子量重合体を樹脂組成物の製造段階で重合体に導入することにより、優れた成形性と、剛性および透明性の良好なシートと二軸延伸フィルムを得ることができる、改良された樹脂組成物を提供する。【解決手段】(A)マグネシウム、チタン、ハロゲンおよびスクシネート系化合物から選択される電子供与体化合物を必須成分として含有する固体触媒;(B)有機アルミニウム化合物;および(C)ケイ素化合物から選択される外部電子供与体化合物を含む触媒を用いて得たポリプロピレン樹脂組成物であって:キシレン可溶分が5質量%以下、極限粘度が6〜20dl/g、示査熱分析の融解ピーク温度が160°C以上、かつ単独では流動性を示さない、高分子量ポリプロピレン重合体(a)0.1-10質量%とを含有しポリプロピレン樹脂組成物。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(A)マグネシウム、チタン、ハロゲンおよびスクシネート系化合物から選択される電子供与体化合物を必須成分として含有する固体触媒; (B)有機アルミニウム化合物;および (C)ケイ素化合物から選択される外部電子供与体化合物 を含む触媒を用いて得たポリプロピレン樹脂組成物であって: キシレン可溶分が5質量%以下、極限粘度が6〜20dl/g、示査熱分析の融解ピーク温度が160°C以上、かつ単独では流動性を示さない、高分子量ポリプロピレン重合体(a)0.1-10質量%と、 を含有し、下記(i)〜(iii): (i)ポリプロピレン樹脂組成物のゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)による重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が10以上; (ii)ポリプロピレン樹脂組成物のGPC法によって定められた分子量200万以上の成分の割合が2.5%以上;そして (iii)ポリプロピレン樹脂組成物の230°Cでのメルトフローレート(MFR)が1.0〜50g/10分 の条件を満たすことを特徴とする、前記ポリプロピレン樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L 23/12 ,  C08K 3/16 ,  C08K 5/541 ,  C08K 5/56
FI (4件):
C08L23/12 ,  C08K3/16 ,  C08K5/5419 ,  C08K5/56
Fターム (5件):
4J002BB121 ,  4J002BB122 ,  4J002EX037 ,  4J002EZ006 ,  4J002GT00
引用特許:
審査官引用 (10件)
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