特許
J-GLOBAL ID:201403043275232560

共振器及びこれを用いたレーザー装置、レーザー装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 堀 城之 ,  前島 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-048808
公開番号(公開出願番号):特開2014-175576
出願日: 2013年03月12日
公開日(公表日): 2014年09月22日
要約:
【課題】共振器における閉じ込め効率を高く、かつ共振条件を精密に制御する。【解決手段】この光蓄積装置1においては、内部に入射カプラ21、反射鏡22〜24が設けられた共振器20に、レーザー発振器11で発振されたパルスレーザー光であるレーザー光200が入射する設定とされる。光検出器35、36の出力に応じてピエゾ素子37を制御する制御部38が設けられる。像反転機構25を用いて、光路中の光の垂直偏光成分における位相を、水平偏光成分の位相からπだけシフトさせることができる。この構成により、光検出器35、36で検出された光強度の差Ia(r)-Ib(r)が零となるように、共振器20における光の位相ずれδを最適化することが可能である。また、偏光板、あるいは像反転機構25の状態を変えずに、δを調整することのみによって、共振器20内で高強度とされる偏光方向の光を切り替え、取り出すことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
レーザー光を入射させる入射カプラと反射鏡との間で形成された光路中に前記レーザー光を閉じ込めて強度を増強させる共振器であって、 前記共振器内における前記光路を前記レーザー光が1周する間に、前記レーザー光における特定の偏光方向の振動電場の位相を、前記特定の偏光方向と垂直な偏光方向の振動電場の位相からπだけシフトさせる像反転機構を、具備することを特徴とする共振器。
IPC (1件):
H01S 3/10
FI (1件):
H01S3/10 Z
Fターム (5件):
5F172NN11 ,  5F172NN23 ,  5F172NP03 ,  5F172NP18 ,  5F172NR02
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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