特許
J-GLOBAL ID:201403072349585401

分離方法及び分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-151603
公開番号(公開出願番号):特開2014-014729
出願日: 2012年07月05日
公開日(公表日): 2014年01月30日
要約:
【課題】分離方法における工程の連続化を図るとともに、分離対象となる成分を溶かした溶剤と残りの流体とを確実に分離した状態でセトラーから導出できるようにする。【解決手段】分離方法は、溶解工程において特定成分が溶けた溶剤と残りの流体とのうち比重が小さい方の軽質流体をセトラー12,22,32から上側導出路15,25,35を通じて導出するとともに、特定成分が溶けた溶剤と残りの流体とのうち比重が大きい方の重質流体をセトラー12,22,32から下側導出路16,26,36を通じて導出する導出工程を備え、導出工程では、セトラー12,22,32内における軽質流体と重質流体との間の界面の高さ位置がセトラー12,22,32に対する上側導出路15,25,35の接続部の高さ位置と下側導出路16,26,36の接続部の高さ位置との間で維持されるように上側導出路15,25,35に導出される軽質流体の流量を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
特定成分を含む対象流体から溶剤へ前記特定成分を溶かすことによって前記特定成分を前記対象流体から分離する分離方法であって、 前記対象流体と前記溶剤とをスラグ流又は二層流の状態でマイクロチャネルに流すことによってそのマイクロチャネル内で前記対象流体から前記溶剤へ前記特定成分を溶かす溶解工程と、 前記マイクロチャネルから排出された流体をセトラーに導入し、その流体を当該セトラー内で比重差によって前記特定成分が溶けた前記溶剤からなる流体と残りの流体とに分離する分離工程と、 前記特定成分が溶けた流体と残りの流体とのうち比重が小さい方の流体である軽質流体を前記セトラーからそのセトラーに繋がる上側導出路を通じて導出するとともに、前記特定成分が溶けた流体と残りの流体とのうち比重が大きい方の流体である重質流体を前記セトラーからそのセトラーに対する前記上側導出路の接続部よりも下側の位置で当該セトラーに繋がる下側導出路を通じて導出する導出工程と、 前記セトラー内における前記軽質流体と前記重質流体との間の界面の高さ位置が前記セトラーに対する前記上側導出路の接続部の高さ位置と前記セトラーに対する前記下側導出路の接続部の高さ位置との間で維持されるように、前記セトラーから前記上側導出路に導出される前記軽質流体の流量と前記セトラーから前記下側導出路に導出される前記重質流体の流量とのうち少なくとも一方の流量を制御する流量制御工程とを備えた、分離方法。
IPC (3件):
B01D 11/04 ,  B01J 19/00 ,  B81B 1/00
FI (4件):
B01D11/04 A ,  B01D11/04 D ,  B01J19/00 321 ,  B81B1/00
Fターム (22件):
3C081BA24 ,  3C081EA28 ,  3C081EA37 ,  4D056AC01 ,  4D056BA20 ,  4D056CA07 ,  4D056CA13 ,  4D056CA26 ,  4D056CA33 ,  4D056CA34 ,  4D056CA39 ,  4D056CA40 ,  4D056DA04 ,  4D056DA10 ,  4G075AA13 ,  4G075AA61 ,  4G075BB03 ,  4G075BB05 ,  4G075BD01 ,  4G075BD15 ,  4G075EE03 ,  4G075EE12
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
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