特許
J-GLOBAL ID:201403076634476751
オボムコイドアレルゲンを選択的に低減化した卵白素材の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
松浦 康次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-046331
公開番号(公開出願番号):特開2014-171424
出願日: 2013年03月08日
公開日(公表日): 2014年09月22日
要約:
【課題】卵白の素材特性をある程度残したままアレルゲン活性を低減した易消化性の卵白素材の製造方法を提供する。【解決手段】本発明では、以下のステップにより、選択的にオボムコイドを分解した卵白素材を製造することができる。すなわち、(1)卵白に、システインと食品添加可能な蛋白質分解酵素とを混合し、(2)混合物を、50°C〜60°Cで保持し、同時に100MPa〜500MPaの圧力を加えて、分解反応を進行させる。これにより、卵白中のアレルゲンのうち、オボムコイドのアレルゲン活性が選択的に低減される。言い換えれば、本発明は、システイン添加によるオボムコイドの立体構造が崩壊する温度の劇的な低下を利用してオボムコイドのアレルゲン活性を選択的に低減するものである。【選択図】なし
請求項(抜粋):
卵白に、食品添加可能な蛋白質分解酵素とシステインとを混合する混合ステップと、
混合物の温度を50〜60°Cに保ちつつ100MPa〜500MPaの圧力を加えながら前記混合物を反応させる反応ステップと、
を含み、これにより、
前記卵白中のアレルゲンのうち、オボムコイドのアレルゲン活性を選択的に低減することを特徴とする卵白素材の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
4B064AG01
, 4B064CA21
, 4B064CB06
, 4B064CD20
, 4B064CD21
, 4B064DA10
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (6件)
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Adv. Exp. Med. Biol., 1986, vol. 199, pp. 357-389
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J. Agric. Food Chem., 2008, vol.56, no.24, pp.11809-11816
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Biophysics, 2008, vol. 4, pp. 29-32
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第15回生物関連高圧研究会20周年記念シンポジウム抄録集, 2008, vol.2, pp.171-179
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Adv. Exp. Med. Biol., 1986, vol. 199, pp. 357-389
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第15回生物関連高圧研究会20周年記念シンポジウム抄録集, 2008, vol.2, pp.171-179
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