特許
J-GLOBAL ID:201403088656450762

車輪支持用転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-282660
公開番号(公開出願番号):特開2014-126106
出願日: 2012年12月26日
公開日(公表日): 2014年07月07日
要約:
【課題】内部空間への異物侵入防止効果をより一層良好にし、優れた耐久性を有する車輪支持用転がり軸受ユニットを、回転抵抗を大きくする事なく実現する。【解決手段】ラビリンスリップ33は、最も外部空間寄りに設けられたシールリップ32aよりも径方向外方で、回転側フランジ12を冷間鍛造の側方押し出しにより成形したままの(径方向に筋目を有する)鍛造面と、研削加工が施された摺動面21との間の段部20よりも径方向外方に位置している。ラビリンスリップ33の先端部と段部20とを径方向に重畳させた状態で、全周に亙り近接して対向させる事により、ラビリンスリップ33の先端部内周面と段部20の外周面との間に、軸方向のラビリンスシールを形成している。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内周面に外輪軌道を有する外輪と、外周面のうちで前記外輪軌道と対向する部分に内輪軌道を有し、前記外輪と同心に配置される内輪と、前記外輪軌道と前記内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、前記内輪の外周面から径方向外方に放射状に延びて、冷間鍛造により前記内輪と一体に形成されたフランジと、前記外輪の内周面と前記内輪の外周面との間に存在する内部空間の端部開口部を塞ぐシールリングとを備え、 前記内輪の外周面に、研削加工が施された摺動面を設け、 前記シールリングは、前記外輪の端部に固定される芯金と、この芯金により補強された弾性材製のシール材とから成り、このシール材は、前記摺動面に全周に亙り摺動する、少なくとも1本のシールリップと、このシールリップよりも更に径方向外方に設けられ、その先端部を前記フランジの側面に全周に亙り近接して対向させて、前記フランジの側面との間にラビリンスシールを形成するラビリンスリップとを備えた車輪支持用転がり軸受ユニットに於いて、 前記フランジの基端寄り部分の側面には、冷間鍛造の鍛造面と前記摺動面との間に段部が形成され、前記ラビリンスリップの先端部を前記段部よりも径方向外方に位置させ、前記ラビリンスリップの先端部と前記段部とを径方向に重畳させた事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニット。
IPC (7件):
F16C 33/80 ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/58 ,  F16J 15/447 ,  B60B 35/02 ,  F16C 33/78 ,  F16J 15/32
FI (7件):
F16C33/80 ,  F16C19/18 ,  F16C33/58 ,  F16J15/447 ,  B60B35/02 L ,  F16C33/78 D ,  F16J15/32 311P
Fターム (31件):
3J006AE23 ,  3J006AE28 ,  3J006AE30 ,  3J006CA01 ,  3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BB03 ,  3J016BB04 ,  3J016BB17 ,  3J016CA02 ,  3J016CA06 ,  3J042AA03 ,  3J042AA09 ,  3J042AA12 ,  3J042CA01 ,  3J042CA10 ,  3J042DA10 ,  3J701AA02 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA53 ,  3J701BA56 ,  3J701BA73 ,  3J701DA09 ,  3J701DA11 ,  3J701EA01 ,  3J701FA31 ,  3J701FA60 ,  3J701GA03
引用特許:
審査官引用 (7件)
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