特許
J-GLOBAL ID:201503001778757826

MRIを使用する流体の特質の測定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  竹内 茂雄 ,  山本 修 ,  松尾 淳一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-527063
公開番号(公開出願番号):特表2015-526724
出願日: 2013年08月14日
公開日(公表日): 2015年09月10日
要約:
本発明が提供するのは、流体のレオロジー的特質を決定するための方法であって、a.開放孔管を用意し、ボクセルの3次元グリッド(3DG)を前記孔の内部に定義するステップと、b.少なくとも2つの異なる横断面、すなわち、入口横断面(ICS)および出口横断面(OCS)を定義するステップと、c.前記入口横断面(ICS)と前記出口横断面(OCS)との間の前記孔の内部で関心体積(VOI)を定義するステップと、d.前記流体のレオロジー的特質を得るステップと、e.前記入口横断面(ICS)と前記出口横断面(OCS)との間で前記孔に圧力勾配を付与するステップと、f.前記関心体積(VOI)の内部で前記流体をNMR画像化するステップと、g.前記流体に対する速度v;を決定するステップと、h.剪断率値(SRV)を算出するステップと、i.剪断応力値(SSV)を算出するステップと、j.各々のボクセルVox;に対して、少なくとも1つのレオロジー的特質RPiを決定するステップと、k.ボクセルVox;に対して、レオロジー的特質RPiでの差を決定するステップと、l.前記レオロジー的特質での3D変動を算出するステップとを含む方法である。
請求項(抜粋):
流体のレオロジー的特質を決定するための方法であって、 a.開放孔管を用意し、ボクセルの3次元グリッド(3DG)を前記孔の内部に定義するステップであって、各々のボクセルVoxiが前記3DGでの位置(xi,yi,zi)を有する、定義するステップと、少なくとも2つの異なる横断面、すなわち、入口横断面(ICS)および出口横断面(OCS)を定義するステップと、前記入口横断面(ICS)と前記出口横断面(OCS)との間の前記孔の内部で関心体積(VOI)を定義するステップと、 b.前記流体のレオロジー的特質のデータベースを得るステップと、 c.前記入口横断面(ICS)と前記出口横断面(OCS)との間で前記孔に圧力勾配を付与するステップであって、そのことにより、前記管を通して前記流体を流動させる、付与するステップと、 d.前記関心体積(VOI)の内部で前記流体をNMR画像化するステップであって、前記画像が複数のp個のスライスを有し、各々のスライスが前記3DGの内部の平面を含む、NMR画像化するステップと、 e.前記画像から、前記ボクセルVoxiの各々に対して、前記流体に対する速度viを決定するステップと、 f.前記ボクセルVoxiの各々に対して、前記速度viから、剪断率値(SRV)を算出するステップと、前記少なくとも1つの入口横断面(ICS)と前記少なくとも1つの出口横断面(OCS)との間の圧力勾配を決定する間、前、または後に、またそのことにより、各々のボクセルVoxiに対して、剪断応力値(SSV)を算出するステップと、前記剪断率値(SRV)および前記剪断応力値(SSV)から、各々のボクセルVoxiに対して、少なくとも1つのレオロジー的特質RPiを決定するステップと、 g.前記少なくとも1つのレオロジー的特質に対して、ボクセルVoxiに対して算出されたRPiを、前記データベースからのボクセルVoxiに対する記憶されたRPiと比較し、そのことにより、ボクセルVoxiに対して、レオロジー的特質での差ΔRPiを決定するステップと、 h.前記ΔRPiのセットから、前記レオロジー的特質での3D変動を算出するステップであって、そのことから、前記グリッドでの位置(xi,yi,zi)の関数としてレオロジー的特質での差ΔRPiを決定する、算出するステップと を含み、 レオロジー的特質での前記差ΔRPiの分解能が、スライスあたりの分解能と比較して約pにより乗算されるものである、 方法。
IPC (2件):
G01R 33/48 ,  G01N 24/08
FI (2件):
G01N24/08 510Y ,  G01N24/08 510N
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る