特許
J-GLOBAL ID:201503004119600153

内燃機関の動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-252380
公開番号(公開出願番号):特開2014-040842
特許番号:特許第5827304号
出願日: 2013年12月05日
公開日(公表日): 2014年03月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 内燃機関の機関本体に設けられたカムホルダに回転可能に支持されるカム軸と、機関弁を開閉駆動する動弁カムを有する前記カム軸を駆動して前記機関弁の弁開閉時期を最遅角時期および最進角時期との間で変更可能な油圧式可変バルブタイミング機構とを備える内燃機関の動弁装置であって、 前記カムホルダの軸受部材は、分割面により分割されると共に前記カム軸のジャーナル部を挟んで回転可能に支持する第1軸受部および第2軸受部から構成され、 前記可変バルブタイミング機構には、作動油供給源からの作動油の供給を制御する油圧制御弁により、前記軸受部材に設けられた制御油路を通じて作動油の給排が行われる進角油室および遅角油室が設けられ、 前記制御油路は、前記進角油室および前記遅角油室の一方である第1油室と前記機関本体のシリンダヘッドに取り付けられた前記油圧制御弁との間で作動油が流通する第1油路と、前記進角油室および前記遅角油室の他方である第2油室と前記油圧制御弁との間で作動油が流通する第2油路とから構成され、 前記第1油路は、前記軸受部材と前記ジャーナル部との協働により形成される第1ジャーナル油路と、前記第1ジャーナル油路と前記油圧制御弁との間で作動油を流通させる第1本体側油路とを有し、 前記第2油路は、前記軸受部材と前記ジャーナル部との協働により形成される第2ジャーナル油路と、前記第2ジャーナル油路と前記油圧制御弁との間で作動油を流通させる第2本体側油路とを有し、 前記第1本体側油路は、前記油圧制御弁から前記分割面側へ直線的に延びる第1接続油路を有し、 前記第2本体側油路は、前記油圧制御弁から前記分割面側へ直線的に延び且つ前記第1接続油路と平行な第2接続油路を有し、 前記第1ジャーナル油路および前記第2ジャーナル油路は、前記カム軸の回転中心線に沿う方向に互いに離間して並設され、 前記油圧制御弁の弁軸線は、前記カム軸の回転中心線に直交する特定カム直交平面上にほぼ位置し、 前記第1接続油路の前記油圧制御弁と反対側の開口、および前記第2接続油路の前記油圧制御弁と反対側の開口は、前記特定カム直交平面上に配置され、 前記可変バルブタイミング機構は、前記内燃機関の停止時に、前記第1油室の容積が第1所定値になると共に前記第2油室の容積が前記第1所定値よりも大きい第2所定値になり、 前記機関本体に設けられたシリンダの軸線方向視で、前記第1接続油路の前記油圧制御弁と反対側の開口、および前記第2接続油路の前記油圧制御弁と反対側の開口は、前記カム軸の回転中心線に対して同じ側に配置されると共に、前記第1接続油路の前記油圧制御弁と反対側の開口は、前記第2接続油路の前記油圧制御弁と反対側の開口よりも前記回転中心線に近く配置されている ことを特徴とする内燃機関の動弁装置。
IPC (1件):
F01L 1/356 ( 200 6.01)
FI (1件):
F01L 1/356 E
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る