特許
J-GLOBAL ID:201503008988942400

車両用ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小川 啓輔 ,  稲垣 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-074779
公開番号(公開出願番号):特開2015-196438
出願日: 2014年03月31日
公開日(公表日): 2015年11月09日
要約:
【課題】スプリット路での制動初期における高摩擦係数側のブレーキ液圧の変動を小さく抑えて、ブレーキフィーリングを良好にすることを目的とする。【解決手段】車両用ブレーキ制御装置は、スプリット路であるか否かを判定する判定手段(スプリット路判定手段140)と、スプリット路において、高摩擦係数側と低摩擦係数側の各車輪ブレーキのブレーキ液圧の差圧を設定する差圧設定手段150と、高摩擦係数側のブレーキ液圧を設定する高μ側液圧設定手段173と、高摩擦係数側のブレーキ液圧の下限値を設定する下限値設定手段172を備える。高μ側液圧設定手段173は、少なくともアンチロックブレーキ制御開始時の減圧制御において、低摩擦係数側のブレーキ液圧に差圧を加えた値が下限値よりも大きい場合には、前記値を高摩擦係数側のブレーキ液圧として設定し、前記値が下限値以下の場合には、当該下限値を高摩擦係数側のブレーキ液圧として設定する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
アンチロックブレーキ制御を実行するためのアンチロックブレーキ制御手段と、 車輪の接地路面の摩擦係数が左右で所定以上異なるスプリット路であるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によってスプリット路と判定された場合に、高摩擦係数側の車輪ブレーキのブレーキ液圧と低摩擦係数側の車輪ブレーキのブレーキ液圧との差圧を設定する差圧設定手段と、 前記低摩擦係数側の車輪ブレーキのブレーキ液圧と前記差圧とに基づいて高摩擦係数側の車輪ブレーキのブレーキ液圧を設定する高摩擦係数側液圧設定手段と、 前記高摩擦係数側の車輪ブレーキのブレーキ液圧の下限値を設定する下限値設定手段と、を備え、 前記高摩擦係数側液圧設定手段は、少なくとも前記アンチロックブレーキ制御開始時におけるブレーキ液圧の減圧制御において、前記低摩擦係数側の車輪ブレーキのブレーキ液圧に前記差圧を加えた値が前記下限値よりも大きい場合には、前記値を高摩擦係数側の車輪ブレーキのブレーキ液圧として設定し、前記値が前記下限値以下の場合には、当該下限値を高摩擦係数側の車輪ブレーキのブレーキ液圧として設定することを特徴とする車両用ブレーキ制御装置。
IPC (1件):
B60T 8/176
FI (1件):
B60T8/1764
Fターム (17件):
3D246BA01 ,  3D246CA02 ,  3D246DA01 ,  3D246GA04 ,  3D246GB01 ,  3D246GB20 ,  3D246HA13A ,  3D246HA43A ,  3D246HA64A ,  3D246HA81A ,  3D246HB06B ,  3D246JA04 ,  3D246JA12 ,  3D246JB05 ,  3D246JB06 ,  3D246JB10 ,  3D246JB33
引用特許:
出願人引用 (5件)
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