特許
J-GLOBAL ID:201503018982445850

回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-048649
公開番号(公開出願番号):特開2015-172408
出願日: 2014年03月12日
公開日(公表日): 2015年10月01日
要約:
【課題】キャップによる密封性を十分に確保できる構造を実現する。【解決手段】キャップ19aを、有底円筒状のキャップ本体20aと、キャップ本体20aのキャップ円筒部22aの内径側に固定した嵌合芯金44とにより構成する。キャップ本体20aのキャップ底部23aに、軸方向内方のみが開口した状態で形成した、有底円筒状のセンサ保持筒46を設ける。嵌合芯金44の芯金底部54のうちの、軸方向に関してエンコーダ13aと対向する位置に芯金貫通孔55を形成する。センサ保持筒46を、その中間部を芯金貫通孔55の内側に配置した状態で挿通する。そして、嵌合芯金44の芯金円筒部47の外周面を、外輪2の軸方向内端部内周面に直接内嵌固定した状態で、センサ保持筒46の軸方向外端面を、エンコーダ13aに近接対向させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、 外周面に複列の内輪軌道を有し、この外輪の内径側にこの外輪と同心に支持され、外周面のうちでこの外輪の軸方向外端部よりも軸方向外方に突出した部分に車輪を支持する為の回転側フランジを設けたハブと、 前記両外輪軌道と前記両内輪軌道との間に、両列毎に複数個ずつ転動自在に設けられた転動体と、 軸方向内側面の磁気特性を円周方向に関して交互に変化させて成り、前記ハブの軸方向内端部にこのハブと同心に支持された、円環状のエンコーダと、 前記外輪の軸方向内端部に装着されて、この外輪の軸方向内端開口部を塞いだキャップと、 前記エンコーダの被検出面に対向した状態で、このエンコーダの被検出面の特性変化に対応して出力信号を変化させるセンサと、このセンサを保持し、前記キャップのうちで軸方向に関して前記エンコーダと対向する部分に支持されたセンサホルダとを備えたセンサユニットと、 を備えた回転速度検出装置付転がり軸受ユニットであって、 前記キャップが、キャップ本体と、嵌合芯金とを有し、 このうちのキャップ本体は、全体が合成樹脂製で、前記嵌合芯金の外面を覆う状態でこの嵌合芯金に結合され、キャップ円筒部とキャップ底部とから成る有底円筒状であり、このキャップ底部には、その内側に前記センサホルダの一部を挿入可能であり、軸方向内方のみが開口すると共に、その軸方向外端部が、前記嵌合芯金を介する事なく前記エンコーダと対向した状態でセンサ保持部が設けられており、 前記嵌合芯金は、全体が金属製であり、芯金円筒部と芯金底部とから成る有底円筒状であり、前記芯金底部のうちで前記エンコーダと対向する部分に、この芯金底部を軸方向に貫通した芯金貫通孔が形成されており、 前記キャップは、軸方向外方に開口した状態で、前記嵌合芯金の芯金円筒部が、前記外輪の軸方向内端部に内嵌固定される事により、前記外輪の軸方向内端部に組み付けられている事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (4件):
F16C 33/76 ,  F16C 41/00 ,  F16C 19/18 ,  B60B 35/02
FI (4件):
F16C33/76 A ,  F16C41/00 ,  F16C19/18 ,  B60B35/02 Z
Fターム (21件):
3J016AA01 ,  3J016BA02 ,  3J217JA02 ,  3J217JA13 ,  3J217JA24 ,  3J217JA34 ,  3J217JA44 ,  3J217JB14 ,  3J217JB25 ,  3J217JB34 ,  3J217JB55 ,  3J217JB64 ,  3J217JB85 ,  3J701AA02 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA73 ,  3J701FA13 ,  3J701GA03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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