特許
J-GLOBAL ID:201503088575441065

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-125970
公開番号(公開出願番号):特開2015-001190
出願日: 2013年06月14日
公開日(公表日): 2015年01月05日
要約:
【課題】耐久性の高いバルブタイミング調整装置の提供。【解決手段】遊星キャリア40は、歯車回転体30を径方向内側から支持し、軸方向の中心位置Cよりも一端40a側にオフセットされた第一領域401にてラジアル荷重Fc,Fuを受ける。中心位置Cよりも他端40b側にオフセットされた第二領域402にて遊星キャリア40を径方向外側から支持する転がり軸受60は、駆動回転体10に保持される外輪62と、遊星キャリア40を支持する内輪64と、外輪62及び内輪64間にて転がり接触可能に一列介装される複数の転動体66とを、有する単列式である。歯車回転体30は、軸方向に対して傾くことで、従動回転体20と軸方向に当接し、歯車回転体30が従動回転体20と当接するときに軸方向に対して傾く角度θは、内輪64が軸方向に対して傾き可能な角度として許容される許容最大角度よりも、小さく設定される。【選択図】図6
請求項(抜粋):
第一歯車部(24)を有し、内燃機関のクランク軸及びカム軸(2)のうち一方と連動して回転する第一回転体(20)と、 第二歯車部(12)を有し、前記第一回転体を軸方向の両側から挟持し、前記クランク軸及び前記カム軸のうち他方と連動して回転する第二回転体(10,2010)と、 前記第一歯車部及び前記第二歯車部と噛合しつつ遊星運動することにより、前記第一回転体及び前記第二回転体の間の相対位相を調整する歯車回転体(30)と、 前記歯車回転体を径方向の内側から支持し、前記軸方向の中心位置(C)よりも一端(40a)側にオフセットされた第一領域(401)にてラジアル荷重(Fc,Fu)を受ける遊星キャリア(40)と、 前記第二回転体に保持され、前記軸方向の前記中心位置よりも他端(40b)側にオフセットされた第二領域(402)にて前記遊星キャリアを前記径方向の外側から支持する転がり軸受(60)とを、備え、前記クランク軸からのトルク伝達により前記カム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置において、 前記転がり軸受は、前記第二回転体に保持される外輪(62)と、前記遊星キャリアを支持する内輪(64)と、前記外輪及び前記内輪の間において転がり接触可能に一列介装される複数の転動体(66)とを、有する単列式であり、 前記歯車回転体は、前記軸方向に対して傾くことにより、前記第一回転体又は前記第二回転体と前記軸方向に当接し、 前記歯車回転体が前記第一回転体又は前記第二回転体と当接するときに前記軸方向に対して傾く角度(θ)は、前記内輪が前記軸方向に対して傾き可能な角度として許容される許容最大角度よりも、小さく設定されることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
F01L 1/352
FI (1件):
F01L1/34 B
Fターム (11件):
3G018AB02 ,  3G018AB17 ,  3G018BA32 ,  3G018CA04 ,  3G018CA13 ,  3G018DA21 ,  3G018DA83 ,  3G018DA85 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA27
引用特許:
審査官引用 (6件)
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