文献

J-GLOBAL ID：201602210365990044   整理番号：16A0489549

クリッカーシステムを取り入れた管理栄養士国家試験対策および管理栄養士教育向上に関する取り組み 平成26(2014)年度和洋女子大学教育振興支援助成成果報告

著者 (17件)： 柳澤幸江 (和洋女大) ,  鈴木敏和 (和洋女大) ,  藤澤由美子 (和洋女大) ,  金子健彦 (和洋女大) ,  後藤政幸 (和洋女大) ,  櫻井洋一 (和洋女大) ,  中島肇 (和洋女大) ,  古畑公 (和洋女大) ,  湊久美子 (和洋女大) ,  大河原悦子 (和洋女大) ,  杉浦令子 (和洋女大) ,  多賀昌樹 (和洋女大) ,  高橋佳子 (和洋女大) ,  登坂三紀夫 (和洋女大) ,  松井幾子 (和洋女大) ,  本三保子 (和洋女大) ,  難波秀行 (和洋女大)
資料名： 和洋女子大学紀要  (Journal of Wayo Women's University)
巻： 56  ページ： 143-150  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： X0205B  ISSN： 1884-6351  CODEN： WJDKBD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告は,平成26年度和洋女子大学教育振興支援助成を受けて実施したものであり,健康栄養学類での管理栄養士育成に関わる教育において,「クリッカーシステム」を用いて教育効果を向上させ,学生の自己学習意欲を高めることを目的とした。クリッカーシステムは現在,本学「ワヨラ」で運用が行われているが,学生の講義への参加状況や理解度をリアルタイムで知ることができる。さらに学生参加型の双方向型授業によって授業においての集中力が高まること,自身の理解度を学友たちと相対比較することにより学習意欲向上が期待できる等の効果が言われている。本取り組みでは,健康栄養学類の4年生に開講している国家試験対策関連講義で,クリッカーシステムを使用した授業を実施した。クリッカー使用スクリーンを可動式の第2スクリーンで適用することによって,授業運営をスムースにすることができた。学生アンケートの結果,授業の理解度を高める効果は確認できなかったが,クリッカーを用いた回答によって即座に学生の理解状況を確認できることで,学生の理解にあわせた授業を実施することができたとの評価を得た。クリッカーを通常授業で活用することに関しては,学生からはまだ積極的利用の要望が挙げられていないが,今後も引き続き,学習効果を高めるクリッカーの利用方法の検討をしていく必要があると考える。(著者抄録)

シソーラス用語： *管理栄養士 ,  試験 ,  *教育訓練 ,  *携帯端末 ,  欲求 ,  学習 ,  効果 ,  学校教育 ,  教育 ,  双方向通信 ,  栄養士養成 ,  *国家試験
準シソーラス用語： *クリッカー ,  学習意欲 ,  学習効果 ,  参加型学習 ,  双方向教育

分類 (2件)： 食品一般  (FJ01010Y) ,  技術教育・普及  (FA01040E)

タイトルに関連する用語 (9件)： 管理栄養士 ,  国家 ,  試験 ,  対策 ,  教育 ,  支援 ,  助成 ,  成果 ,  報告