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J-GLOBAL ID：201602254058991506   整理番号：16A1327863

牛肉の購買行動における消費者意識構造の把握 -共分散構造分析を用いた解析-

著者 (2件)： 長命洋佑 (九州大学大学院農学研究院) ,  広岡博之 (京都大学大学院農学研究科)
資料名： 農林業問題研究(Web)  (Journal of Rural Problems (Web))
巻： 52  号： 3  ページ： 160-165(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0665A  ISSN： 2185-9973  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らは,女性消費者を対象とした牛肉の購買と消費に関するアンケート調査の結果を用いて,牛肉の購買行動における意識構造の把握を行い,実際の購入価格との関係を明らかにした。その結果,牛肉購入時に重視する因子は,内因性価値(牛肉そのものが持つ価値),外因性価値(外部からの情報によって決まる価値)および日付因子であった。次に,牛肉購入時に重視する項目と牛肉の購入価格の関係を分析したところ,購入価格に影響している要因は外因性価値と日付表示であった。今後は,いかなる外因性価値の情報を牛肉および商品ラベルに付記していくかにつて検討することが重要である。

シソーラス用語： 消費者 ,  *意識 ,  女性 ,  *牛肉 ,  購買 ,  思考 ,  価格 ,  アンケート ,  因子分析 ,  分散分析
準シソーラス用語： アンケート調査 ,  共分散構造分析 ,  購買意欲 ,  *消費者意識

著者キーワード (4件)： 牛肉 ,  アンケート調査 ,  因子分析 ,  女性消費者

分類 (2件)： 肉製品  (FJ12033F) ,  市場調査,広告  (KA06030H)

引用文献 (8件)：

• 金 英美・大森賢一・谷口憲治(2001)「消費者の牛肉購買パターンとその要因」『農林業問題研究』36(4),245-248.
• 佐々木啓介・三津本充・合崎英男(2006)「牛肉購入時における消費者の着眼点の分類」『日本畜産学会報』77(1),67-76.
• 茂野隆一(2012)「食料消費行動分析の新展開」『フードシステム研究』19(2),37-45.
• 新山陽子・西川 朗・三輪さち子(2007)「食品購買における消費者の情報処理プロセスの特質-認知的概念モデルと発話思考プロトコル分析-」『フードシステム研究』14(1),15-33.
• Bredahl, L. (2003) Cue utilization and quality perception with regard to branded beef. Food Quality and Preference, 15, 65-75.

タイトルに関連する用語 (6件)： 牛肉 ,  購買行動 ,  消費者意識 ,  把握 ,  共分散構造分析 ,  解析