特許
J-GLOBAL ID:201603002166862160

ダブルネットワークゲル-固体物ハイブリッド構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): とこしえ特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-019366
特許番号:特許第5892570号
出願日: 2015年02月03日
要約:
【課題】低摩擦摺動であり、機械強度および耐環境性に優れたダブルネットワークゲル-固体物ハイブリッド構造体を提供すること。 【解決手段】表面上にラジカル活性種と反応可能な置換基を有する固体物に、2種類以上のポリマーネットワークが相互侵入網目構造を形成してなるダブルネットワークゲルを接着させてなることを特徴とする、ダブルネットワークゲル-固体物ハイブリッド構造体を提供する。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
【請求項1】 表面上にラジカル活性種と反応可能な置換基を有する固体物に、2種類以上のポリマーネットワークが相互侵入網目構造を形成してなるダブルネットワークゲルを接着させてなるダブルネットワークゲル-固体物ハイブリッド構造体を製造する方法であって、 第1ポリマーネットワークを形成するためのモノマーを反応させることで、第1ポリマーネットワークを得る工程と、 前記第1ポリマーネットワーク中に、前記第1ポリマーネットワークとは別の第2ポリマーネットワークを形成するための、不飽和結合を有するモノマーを含浸させることで、前記第1ポリマーネットワーク内に、前記モノマーを含有してなるモノマー含有第1ポリマーネットワークゲルを得る工程と、 表面上にラジカル活性種と反応可能な置換基を有する固体物に、前記モノマー含有第1ポリマーネットワークゲルを接触させる工程と、 前記表面上にラジカル活性種と反応可能な置換基を有する固体物に、前記モノマー含有第1ポリマーネットワークゲルを接触させた状態にて、前記モノマー含有第1ポリマーネットワークゲルに含有されている前記モノマーを前記モノマー含有第1ポリマーネットワークゲル内で反応させることで、前記モノマーによる前記第2ポリマーネットワークの形成、および、前記モノマーと、前記ラジカル活性種と反応可能な置換基との共重合を同時に進行させることでダブルネットワークゲル-固体物ハイブリッド構造体を得る工程を備え、 前記表面上にラジカル活性種と反応可能な置換基を有する固体物が、ガラス、金属酸化物および表面に酸化被膜が形成可能な金属からなる群から選択される固体物の表面に、不飽和結合を有するアルコキシシリル基含有アミド化合物またはアルコキシシリル基含有アクリレート化合物を反応させることで、ラジカル活性種と反応可能な置換基を導入したものであるダブルネットワークゲル-固体物ハイブリッド構造体の製造方法。
IPC (2件):
B32B 5/00 ( 200 6.01) ,  C08J 3/075 ( 200 6.01)
FI (2件):
B32B 5/00 Z ,  C08J 3/075 CEY
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (10件)
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