特許
J-GLOBAL ID:201603004088461602

全閉位置学習装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-174320
公開番号(公開出願番号):特開2015-042851
特許番号:特許第6028695号
出願日: 2013年08月26日
公開日(公表日): 2015年03月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 内燃機関の燃焼室に連通する流路(41〜44)を開閉する弁体(2)、およびこの弁体(2)を支持する弁軸(3)を有し、前記弁軸(3)の軸線方向に往復移動するバルブ(1)と、 電力の供給を受けて前記バルブ(1)を駆動するトルクを発生するモータ(M)、このモータ(M)のトルクを受けて回転するシャフト(25)、このシャフト(25)の回転運動を前記弁軸(3)の直線運動に変換する変換機構(6、26〜28)を有し、前記シャフト(25)および前記変換機構(6、26〜28)を介して、前記モータ(M)のトルクを前記バルブ(1)に伝えるアクチュエータ(4)と、 前記シャフト(25)または前記変換機構(6、26〜28)の回転角度に対応した信号を出力するセンサ(9)と、 前記シャフト(25)または前記変換機構(6、26〜28)の全閉角度における前記センサ(9)の出力信号と、前記バルブ(1)の全閉開度に相当する全閉位置とを対応させる、前記バルブ(1)の全閉位置学習を実施する学習制御手段(5)と を備え、 前記学習制御手段(5)は、 (a)前記バルブ(1)が開き始めるトルク以下の第1トルク範囲内において、前記バルブ(1)が全閉開度の状態から前記バルブ(1)を開き側へ動作させる電力を複数の異なる値に設定し、 この設定した複数の異なる値の電力を前記モータ(M)へ印加する毎に、前記センサ(9)の出力信号を取得し、 この取得した複数の異なる値の出力信号を記録する第1記憶手段と、 (b)前記バルブ(1)が開き始めるトルク以上の第2トルク範囲内において、前記バルブ(1)が全閉開度の状態または任意の中間開度の状態から前記バルブ(1)を開き側へ動作させる電力を複数の異なる値に設定し、 この設定した複数の異なる値の電力を前記モータ(M)へ印加する毎に、前記センサ(9)の出力信号を取得し、 この取得した複数の異なる値の出力信号を記録する第2記憶手段と、 (c)前記第1記憶手段に記録された複数の異なる値の出力信号から、前記弁軸(3)の傾き動作中における、前記センサ(9)の出力信号に対するトルク特性に近似した第1近似式を求める第1近似式決定手段と、 (d)前記第2記憶手段に記録された複数の異なる値の出力信号から、前記バルブ(1)の開き動作中における、前記センサ(9)の出力信号に対するトルク特性に近似した第2近似式を求める第2近似式決定手段と、 (e)前記第1近似式決定手段で求めた前記第1近似式および前記第2近似式決定手段で求めた前記第2近似式から、前記バルブ(1)が開き始める時の全閉学習点を求める全閉位置決定手段と を備えたことを特徴とする全閉位置学習装置。
IPC (7件):
F02M 26/00 ( 201 6.01) ,  F02M 26/48 ( 201 6.01) ,  F16K 31/04 ( 200 6.01) ,  F16K 37/00 ( 200 6.01) ,  F16K 31/53 ( 200 6.01) ,  F16K 31/528 ( 200 6.01) ,  F16K 31/524 ( 200 6.01)
FI (8件):
F02M 26/00 ,  F02M 26/48 ,  F16K 31/04 Z ,  F16K 37/00 M ,  F16K 37/00 D ,  F16K 31/53 ,  F16K 31/528 ,  F16K 31/524 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
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