特許
J-GLOBAL ID:201603009700290415

系統監視制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ウィルフォート国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-150062
公開番号(公開出願番号):特開2016-025799
出願日: 2014年07月23日
公開日(公表日): 2016年02月08日
要約:
【課題】復電時の過負荷を防止するとともに、需要家の不便を低減する。【解決手段】演算部は、複数の融通用開閉器の情報に基づいて、複数の配電線の中の特定配電線以外の配電線と復電区間との間の融通用開閉器を含む融通経路の候補である複数の融通経路候補を決定し、複数の融通経路候補のそれぞれの融通経路候補に対し、融通経路候補へ供給されている電力の増加可能分である予備力を算出し、事故前の復電区間内の負荷の消費電力の合計を需要電力として算出し、複数の融通経路候補の中で需要電力より大きい予備力を有する融通経路候補を融通経路として選択し、通信部は、融通経路に含まれる融通用開閉器へ投入の指示を送信することにより、融通経路から復電区間へ電力を融通する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の配電線のそれぞれが電力系統に接続されており、前記複数の配電線の間に、平常時に開放される融通用開閉器が設けられており、前記複数の配電線のそれぞれが、平常時に投入される複数の配電用開閉器により分割可能な複数の区間を含み、前記複数の配電線の監視および制御を行う系統監視制御装置であって、 前記複数の配電線内の区間に接続されている負荷の消費電力と、前記複数の配電線内の区間に接続されている分散電源の発電電力とを受信する通信部と、 前記複数の配電線内の事故を検出した場合、前記事故が発生した区間を事故区間として特定し、前記事故区間を含む配電線内で前記事故区間以外の区間を復電区間として選択する演算部と、 を備え、 前記通信部は、前記事故区間と前記復電区間の間の配電用開閉器へ開放の指示を送信することにより、前記事故区間と前記復電区間の間を切断し、 前記演算部は、前記複数の融通用開閉器の情報に基づいて、前記複数の配電線の中の前記特定配電線以外の配電線と前記復電区間との間の融通用開閉器を含む融通経路の候補である複数の融通経路候補を決定し、前記複数の融通経路候補のそれぞれの融通経路候補に対し、前記融通経路候補へ供給されている電力の増加可能分である予備力を算出し、前記事故前の前記復電区間内の負荷の消費電力の合計を需要電力として算出し、前記複数の融通経路候補の中で前記需要電力より大きい予備力を有する融通経路候補を融通経路として選択し、 前記通信部は、前記融通経路に含まれる融通用開閉器へ投入の指示を送信することにより、前記融通経路から前記復電区間へ電力を融通する、 系統監視制御装置。
IPC (2件):
H02J 3/00 ,  H02J 13/00
FI (2件):
H02J3/00 K ,  H02J13/00 311R
Fターム (10件):
5G064AC06 ,  5G064AC09 ,  5G064CB08 ,  5G064CB11 ,  5G064CB14 ,  5G064DA03 ,  5G066AA04 ,  5G066AA08 ,  5G066HB02 ,  5G066HB06
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (6件)
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