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J-GLOBAL ID:201702240766621275   整理番号:17A0658440

Microalga Phaeodactylum tricornutumの脂肪酸組成と脂質クラス組成

Fatty Acid and Lipid Class Composition of the Microalga Phaeodactylum tricornutum
著者 (7件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 363-368(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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多不飽和脂肪酸(PUFAs)は,心血管疾患や癌などの一部の疾患の予防あるいはリスク軽減においてきわめて重要である。それゆえ,PUFAが豊富な海洋微小藻類は,多くの研究に注意が払われている。脂質とフコキサンチンの豊富な資源の珪藻Phaeodactylum tricornutumは,食品および製薬産業において商用アプリケーションをもっている。本研究では,薄層クロマトグラフィーとガスクロマトグラフによって,高密度かつスケールアップ培養の下で,P.tricornutumの脂質クラス組成と脂肪酸分布を調べた。フコキサンチン含有量は,逆相高速液体クロマトグラフィーによって定量した。総脂質とフコキサンチン含有量はともに高く,それぞれ乾燥重量で321.89と4.47mg/gであった。中性脂質は主な脂質であり,トリアシルグリセロールが主な中性脂質(総脂質の33.63%)であった。糖脂質(GLs)とリン脂質(PLs)は,それぞれ総脂質の20.95%と31.39%を示した。スルホキノボシルジアシルグリセロール(SQDG)は最大のGLs画分(総脂質の9.81%)であった。ホスファチジルグリセロール(PG)は主なPLsであり,総脂質の13.53%を占めた。主な脂肪酸は,ヘキサデカン酸(C16:0),パルミトレイン酸(C16:1)およびエイコサペンタエン酸であった。くわえて,ドコサヘキサエン酸はPLs画分だけに蓄積した。これらの知見は,P.tricornutumにおける,脂質タイプ,各脂質クラスの脂肪酸組成,そしてフコキサンチン含有量に関する新しい情報を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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油脂の性質  ,  植物の生化学  ,  食用油脂,マーガリン 
物質索引 (5件):
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タイトルに関連する用語 (4件):
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