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J-GLOBAL ID:201702265194587932   整理番号:17A1909548

カキ新品種‘八秋’

‘Hasshu’, a New Pollination-Variant Astringent Persimmon Cultivar
著者 (6件):
資料名:
号:ページ: 27-33,35  発行年: 2017年03月30日 
JST資料番号: Z0033E  ISSN: 2432-6631  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1.‘八秋’は,独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所ブドウ・カキ研究拠点(現 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹茶業研究部門ブドウ・カキ研究領域)において,2005年に‘平核無’成木の枝変わりとして発見された八倍体(2n=120=8x)のわい性で早生の不完全渋柿である。‘平核無’と‘中谷早生’を対照品種として特性調査を実施し,2013年に‘八秋’(はっしゅう)と命名し,公表された。2015年3月に種苗法に基づき,登録番号第23900号として品種登録された。2.果実の成熟期は早生であり,育成地では‘平核無’とほぼ同時期の10月下旬であった。果実重は育成地では平均81gと小さく,‘平核無’の約1/4であった。果皮色は橙色である。CTSD炭酸ガス脱渋で‘平核無’および‘中谷早生’と同様に容易に脱渋し,日持ちは10日程度で‘平核無’と同程度であった。肉質は密で,果肉硬度は‘平核無’および‘中谷早生’と同程度に柔らかく,果汁の量は多い。育成地における脱渋後の平均糖度は16.3%であった。3.種子形成力があり,果実当たり2.8個の完全種子(種子重:1.2g)を含有する。4.へたすきおよび条紋は発生しないが,果頂裂果は20%程度の果実で発生した。破線状および黒点状の汚損果が23%発生した。5.樹勢は中で,樹姿は斜上性である。休眠枝は黄褐色で,短く,節間長も短い。開花期は‘平核無’と同時期であり,雌花は小さい。雌花の着生は多く,雄花は着生しない。葉の形は卵形であり,葉の大きさは小さい。早期落果は少なく,後期落果はほとんど発生しない。(著者抄録)
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作物の品種  ,  果樹 
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