特許
J-GLOBAL ID:201703000430156584

画像処理装置および画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 水野 祐啓 ,  玉井 悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-061915
公開番号(公開出願番号):特開2017-174296
出願日: 2016年03月25日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】画像から動きのある領域(前景)を抽出して前景分離を行う際、動体の動きに伴って変化する影や反射による影響を受けた領域(影反射領域)を適正に判定し、精度の高い前景分離を行う。【解決手段】カメラ1から入力した画像を小領域に分割し、小領域の色成分RGBから特徴量fを生成し、該特徴量fの確率的変動を示す背景ガウス分布を用いて暫定的な前景領域を判定する。影反射除去部5では、動体の動きに伴って変化する影や反射光の影響を受けた影反射領域を暫定前景領域から除去する。影反射除去部5に範囲調整部6を設け、特徴量の大きさに応じて背景ガウス分布の包含範囲を調整する。この包含範囲に特徴量fが含まれた場合にその小領域を背景領域として暫定前景領域から除外する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
画像を小領域に分割する領域分割部と、 前記小領域毎の入力の大きさを示す複数の特徴量を用いて動体を含む前景領域を前記動体の背景となる領域から分離する前景分離部を備え、 前記前景分離部は、 前記複数の特徴量の一つである第一特徴量の確率的変動を示す第一の背景ガウス分布を用いて暫定的な前景領域判定を行う暫定前景判定部と、 前記第一特徴量、第一背景ガウス分布、他の特徴量である第二特徴量および第二特徴量の確率的変動を示す第二の背景ガウス分布を用いて、動体の影または反射光の影響を受けた影反射小領域を前記暫定前景領域から除去する影反射除去部を備え、 前記影反射除去部が、 前記第二背景ガウス分布の包含範囲を調整する範囲調整部を備え、 前記調整済み包含範囲に前記第二特徴量が含まれた場合に、該特徴量に対応する前記影反射小領域を前記暫定前景領域から除去することを特徴とする画像処理装置。
IPC (1件):
G06T 7/20
FI (1件):
G06T7/20 200A
Fターム (8件):
5L096AA06 ,  5L096CA04 ,  5L096FA32 ,  5L096FA33 ,  5L096GA30 ,  5L096HA03 ,  5L096JA11 ,  5L096JA18
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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