特許
J-GLOBAL ID:201703007083629633

有効な電力がない状態においてメタンの生成のためにSOECタイプのスタック反応器を作動させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉 ,  阿部 達彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-536194
公開番号(公開出願番号):特表2017-507239
出願日: 2014年11月19日
公開日(公表日): 2017年03月16日
要約:
本発明はSOECスタック反応器(固体酸化物電解槽セル)の動作のための新規な方法に関するものであり、本発明によれば、電力がない状況において、反応器の内部でメタンを生成するようなやり方で、反応器のカソード入口に合成ガスH2+COまたは混合物H2+CO2が注入される。触媒反応のメタン生成反応は発熱性であるため、したがってスタック反応器は燃料の損失がない温度に維持され得る。メタン生成に用いられる燃料(合成ガスまたは水素)は、有利には、以前に、利用可能な電力を用いて動作する段階の期間中に生成されたものであり得る。
請求項(抜粋):
カソード(2.1、2.2など)と、アノード(4.1、4.2など)と、前記カソードと前記アノードの間に挿入された電解質(3.1、3.2など)と、2つの隣接した基本セル(C1、C2)の間にそれぞれ配置された複数の電気および流体のインタコネクタ(5)であって、一方の表面が前記2つの基本セルのうち一方(C1)の前記アノード(4.1)と電気接触し、他方の表面が前記2つの基本セルのうち他方(C2)の前記カソード(2.2)と電気接触しているインタコネクタとからそれぞれが形成されているSOECタイプの基本電解セル(C1、C2、C3)のスタックを備え、前記カソードがメタン生成反応の触媒材料で製作されている、第1の反応器と称される反応器(1)を作動させるプロセスであって、 各カソードにおいて、水蒸気H2Oの高温電気分解または水蒸気と二酸化炭素の高温共電解のいずれかを実行するように、前記第1の反応器に電力を供給し、各カソードに水蒸気H2Oまたは水蒸気と二酸化炭素CO2の混合物のいずれかを供給して分配するか、または前記2つの隣接した基本セルのうちの一方の前記カソードに水蒸気を供給して分配し、前記2つの基本セルの他方の前記カソードに二酸化炭素を供給して分配するステップa/と、 ステップa/の後、前記第1の反応器に供給される電流のレベルが、前記第1の反応器の内部でHTE電気分解またはH2OとCO2の共電解を実行するのに不十分なとき、各カソードにおける不均一触媒作用によってメタン生成を実行するように、水素H2と一酸化炭素COの混合物または水素H2と二酸化炭素CO2の混合物のいずれかを各カソードに供給して分配するステップb/とが実行されるプロセス。
IPC (6件):
C25B 3/04 ,  C25B 11/06 ,  C25B 9/00 ,  C25B 15/08 ,  C07C 9/04 ,  C07C 1/04
FI (6件):
C25B3/04 ,  C25B11/06 A ,  C25B9/00 G ,  C25B15/08 302 ,  C07C9/04 ,  C07C1/04
Fターム (27件):
4H006AA02 ,  4H006AC29 ,  4H006BA21 ,  4H006BD81 ,  4H006BE20 ,  4H006BE40 ,  4H006BE41 ,  4H006BE60 ,  4H039CA11 ,  4H039CB20 ,  4H039CB40 ,  4H039CL35 ,  4K011AA24 ,  4K011AA48 ,  4K011DA11 ,  4K021AC02 ,  4K021BA02 ,  4K021BA17 ,  4K021BC01 ,  4K021BC05 ,  4K021CA08 ,  4K021CA09 ,  4K021CA12 ,  4K021DB07 ,  4K021DB19 ,  4K021DB40 ,  4K021DC15
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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