特許
J-GLOBAL ID:201703009434172450

金融機関サーバに用いられるデータバックアップ装置及びデータバックアップ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 日峯国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-185007
特許番号:特許第6047258号
出願日: 2016年09月23日
要約:
【課題】自宅等の場所であって、金融機関の事務所以外での契約行為を示す画像について、その場所で収録したデータを金融機関の事務所で保管するまでの間でのデータの紛失、盗難、情報漏洩に対する考慮することで、取得した画面データの保全を図り、もって契約行為に対して確実性を担保することができるようにする。 【解決手段】契約出先で取得された前記ファイルを取り込んで、割振られた割符データを生成し、格納先であるサーバへ割振り、各サーバに当該割符データを送信し、取得したファイルを削除し、金融機関で割符データの識別情報を受付けたときに、検索した管理情報の示す各サーバの内、管理情報によって特定されたサーバから該サーバが格納する画面データについての割符データを取得し、取得された割符データから元の画面データを生成して元のファイルに復元する。 【選択図】図9
請求項(抜粋):
【請求項1】 演算処理手段を備えた持運び可能な金融機関パソコンに内蔵されたデータバックアップ装置において、 演算処理手段が、 取得したファイルを、秘密分散法のアルゴリズムが利用されることで、所定数に分割して割符データを生成する割符データ生成手段と、 所定数に分割されて生成された割符データを、各割符データの別々の格納先であって、前記割符データの数と同数の格納先であるサーバへの割振り手段と、 割符データそれぞれを格納するサーバについてのサーバ情報と、割符データの識別情報と、分割に利用した秘密分散法のアルゴリズムの識別情報と、を保持する管理情報を生成する管理情報生成手段と、 割符データそれぞれを、各サーバに送信する割符データ送信手段と、 割符データの識別情報を受付ける割符データ識別情報受付手段と、 割符データの識別情報の一致する管理情報内の割符データの識別情報及びサーバ情報を検索する管理情報検索手段と、 検索した管理情報の示す各サーバの内、管理情報によって特定されたサーバから該サーバが格納する割符データを取得し、取得された割符データを用いてデータ復元して元のファイルにする復元手段と、 撮像手段が契約出先で撮像した撮像データを含んで形成される画面データであって、 認証用の署名箇所を備えた、金融機関で採用される、署名が求められた書類と当該書類の上になされたサインあるいは捺印に関連した画面データを含む客体情報と当該署名をなす署名者に関連した画面データを含む主体情報と客体情報及び主体情報に関連付けられた契約出先及び契約日時の画面データを含む関連情報とを連携付けて取得した画面データをファイルにして取得するファイル取得手段と、 ファイル削除手段と、を備え、 前記割振り手段によって、契約出先で取得された前記ファイルが取り込まれて、割振られた割符データが生成され、格納先であるサーバへ割振られ、前記割符データ送信手段によって、各サーバに当該割符データが送信され、前記ファイル削除手段によって、取得したファイルが削除され、金融機関で割符データの識別情報を受付けたときに、前記復元手段によって、検索した管理情報の示す各サーバの内、管理情報によって特定されたサーバから該サーバが格納する画面データについての割符データが取得され、取得された割符データが用いられて、客体情報と主体情報と客体情報及び主体情報に関連付けられた契約出先及び契約日時の画面データを含む関連情報とを連携付けて取得した画面データから元のファイルが復元されること を特徴とする持運び可能な金融機関パソコンに内蔵されたデータバックアップ装置。
IPC (2件):
H04L 9/32 ( 200 6.01) ,  G09C 5/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
H04L 9/00 675 B ,  G09C 5/00
引用特許:
出願人引用 (6件)
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