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J-GLOBAL ID:201802211824219352   整理番号:18A2141964

アンモニア分散によるグリアジン様特性を持つ小麦グルテン中の高分子グルテニンの分子分析

Molecular Analysis of Polymeric Glutenins in Wheat Gluten with Gliadin-like Characteristics by Ammonia Dispersion
著者 (6件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 1049-1058  発行年: 2018年11月 
JST資料番号: L2827A  ISSN: 1344-6606  CODEN: FSTRFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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アンモニアの存在下での分散によって調製された小麦グルテンはグリアジンと類似した独特のドウ特性を有していた。本研究では,これらのグリアジン様特性の発現機構を調べた。アンモニア処理による長期撹拌において,グルテンは生地抵抗と帯域幅の著しい減少によって示されるように,より少ない弾性を示した。サイズ排除HPLC分析では,アンモニア分散時間の増加に伴い,大分子サイズの高分子グルテニンが減少したが,小分子サイズの高分子グルテニンは増加することを示した。モノブロモビマンで標識された蛋白質のSDS-PAGEは,アンモニア処理グルテンにおいて,D型の低分子量グルテニンサブユニット(LMW-GS)の遊離スルフヒドリル基の含有量が,対照グルテンにおけるそれの56%に比べて有意に減少したことを明らかにした。アンモニア分散中に,D-型LMW-GSにおける遊離スルフヒドリル基は,大きな高分子グルテニンのジスルフィド結合を攻撃し,その結果,新しい小高分子グルテニンがジスルフィド-スルフヒドリル交換反応により生成されることを提案した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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食品蛋白質 
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