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J-GLOBAL ID:201802218755273801   整理番号:18A0791603

臍帯由来間葉系幹細胞における生存運動ニューロン蛋白質の妊娠年齢依存性増加【JST・京大機械翻訳】

Gestational Age-Dependent Increase of Survival Motor Neuron Protein in Umbilical Cord-Derived Mesenchymal Stem Cells
著者 (18件):
資料名:
巻:ページ: 194  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7090A  ISSN: 2296-2360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:脊髄筋萎縮症(SMA)は,乳児死に至る最も一般的な遺伝性神経疾患である。それは,運動ニューロンにおける生存運動ニューロン(SMN)1遺伝子の損失とその後のSMN蛋白質の減少によって引き起こされる。SMNは普遍的に発現し,一般的RNA代謝経路と機能的に結合しているので,線維芽細胞(FB)はSMA患者におけるSMN発現の評価に最も広く使用されているが,通常,顕性症状の発症後に皮膚生検試料から分離される。SMN標的療法の最近のトランスレーショナル研究は,周産期期間中の効果的なSMA治療のための非常に限られた時間窓を明らかにしたが,SMN不足が明らかになった時の正確な時点は,ヒト試料では明らかになっていない。本研究では,早産および満期乳児から得られた臍帯由来間葉系幹細胞(UC-MSCs)を用いて,周産期におけるSMN mRNAおよび蛋白質発現を解析した。【方法】UC-MSCsを,妊娠22~40週に分娩した16人の対照乳児および妊娠19週(UC-MSC-対照およびUC-MSC-SMA)で流産したSMA胎児から分離した。対照ボランティアとSMA患者(FB対照とFB-SMA)からFBSを分離した。UC-MSCsとFBにおけるSMN mRNAと蛋白質発現は,RT-qPCRとウェスタンブロット法によって測定した。【結果】UC-MSC-対照およびUC-MSC-SMAは,それらの細胞表面上のMSCマーカーの同程度のレベルを発現し,脂肪細胞,骨細胞および軟骨細胞に分化することができた。定常状態では,UF-SMAとFB-対照で観察されたように,UC-MSC-SMAではSMN-MSC-SMAと比較してSMN mRNAと蛋白質発現が減少した。ヒストンデアセチラーゼ阻害剤バルプロ酸に反応して,UC-MSC-SMAとFB-SMAにおけるSMN mRNAと蛋白質発現は増加した。妊娠22~40週の周産期発生時に,UC-MSC-対照におけるSMN mRNAと蛋白質発現は,在胎年齢と正の相関があった。【結論】妊娠19~40週の胎児/乳児17名から分離したUC-MSCsは,機能性SMN mRNAと蛋白質を発現する。UC-MSCsにおけるSMN mRNAと蛋白質発現は,周産期発生時の在胎年齢と共に増加する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  神経の基礎医学 

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